2017年7月26日

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早朝姫路市の飾磨区に向かう。

電材会社様の営業用倉庫の地鎮祭でした。

二方道路のほれぼれするような立地で皆で機嫌良くお祓いをしました。

目の前には大手家電メーカーP社の巨大工場が臨まれる。

近在の恵美酒宮(えびすぐう)天満神社様にお祓いをして頂きました。

菅原道真公が祭神だそうです。

宮司様の黄色の装束が強い夏の陽射しの中で鮮やかでした。


 
 
 
昼頃には会社に帰りました。

午後強い雨が降りました。梅雨明けに雨が多い気がします。

夕刻にめがけて綾部方面のお客様の処へ挨拶に上がりました。

上林の奥の故屋岡という集落です。

会社から40数キロありほぼ福井県堺です。

弊社の先代が昭和28年の水害の折に集落へ入って災害復旧工事に従事した場所です。

道中あまごや鮎の釣りの注意看板が見られる。


 

お客様のお宅に上がると奥様がおられてご挨拶をさせて頂く。弊社で数回リフォーム工事をして頂きました。

前回も一度ご挨拶に上がっている。

昭和28年の水害の折に弊社の先代がこの集落に入らせて頂き河川の蛇篭工事をした旨をお話ししました。

「・・・家の前は皆蛇篭ですよ。家の前が水でいっぱいになり70年生きてきて一番怖い目をしました。」

丁度弊社の創業65年の社史に故屋岡や前の河川の古和木川の工事の写真が入っているので社史を送らせて頂くとお伝えしてお別れしました。
 


 

 
 
丁度行く前に母の処に寄る用事があり、雨が小降りになり「今から綾部の故屋岡行ってくるわ・・・。」と話しますと

若い頃に父と上林の故屋岡に入っていた母は

「故屋岡は綾部の一番奥や。あの頃のことを昨日のことのように思い出すわ。」

と私と歩きながら前を向いて驚くほど若々しいハリのある声で言いました。

若い頃の記憶は声も若返らせるのでしょうか?

 
 
・・・帰りに上林から小さな峠を越えて渕垣を通って七百石のお客様のお宅にも寄りました。

以前に住宅の離れを建てさせて頂き、今回キッチンを入れさせて頂きました。

少し遅い時間で失礼でしたが寄らせて頂きました。

弊社の退職されたIさんの友人であられるご両親、ご本人様三人で外に出て頂き見送って頂きました。

「上がってもろたらええのですけど・・・。」
 
 
多くの皆様につくづくお世話になっております。
 
 
 
 
こんこんと 水は流れて 花菖蒲  
                臼田亜浪

 

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