2018年2月12日
二月四日の立春の日はのんびりと起き出して、手帳を開く。
・・・「!」
早朝に起き出して立春のお札を書くのを忘れていた・・・。。
直ぐに墨を摺り、半紙を整えお札を書き出す。
半紙数枚にお札を書く。
ようやく書き終え家の柱に古いお札と貼り替える。
・・・何故か「奥の細道」の芭蕉の出立の処を思い出す・・・・
・・・・月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆ)きかふ年もまた旅人(たびびと)なり
舟の上に生涯(しょうがい)をうかべ、馬の口とらえて老(おい)をむかふるものは、日々(ひび)旅(たび)にして旅(たび)を栖(すみか)とす。
古人(こじん)も多く旅(たび)に死(し)せるあり。
よもいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそはれて、漂泊(ひょうはく)の思ひやまず、海浜(かいひん)にさすらへ、去年(こぞ)の秋江上(こうしょう)の破屋(はおく)にくもの古巣(ふるす)をはらひて、やや年も暮(くれ)、春立てる霞(かすみ)の空に白河(しらかわ)の関こえんと、そぞろ神(がみ)の物につきて心をくるはせ、道祖神(どうそじん)のまねきにあひて、取(と)るもの手につかず。
ももひきの破(やぶ)れをつづり、笠(かさ)の緒(お)付(つ)けかえて、三里(さんり)に灸(きゅう)すゆるより、松島の月まず心にかかりて、住(す)める方(かた)は人に譲(ゆず)り、杉風(さんぷう)が別墅(べっしょ)に移(うつ)るに、
草の戸も 住替(すみかわる)る代(よ)ぞ ひなの家
面八句(おもてはちく)を庵(いおり)の柱(はしら)にかけ置(お)く・・・
・・・まぁ・・・どうでもええか・・・。
約束の時間になったので家内にせかされながらスキーに出発。
孫を途中でピックアップ。
スキー2年目で片方は何とか曲がる。
家内は動画を撮ったり写真を撮ったりと忙しい。
雪模様ながら何とか滑る。
翌週も彼とのんびり二人で滑りにゆく。
緩い斜面で滑っていたが、途中で「上に行こう!」とのことで北壁の上に上がる。
急斜面をリフトは上がる。
何とか比較的ゆるめの中央ゲレンデを滑り降りる。
何回も繰り返す。
帰りの車中Jazzをかけていると何故か後ろの席で機嫌良く、メロデイーと関係ない鼻歌を歌っているのが可笑しいw