2006年1月25日
日帰りでお客様と施設見学に下関まで行って参りました。「♪・・今日も昨日も雪の空・・♪」の丹波から行きますと陽光まばゆいばかりでした。迎えて頂いた長州のお方もとても明るいお方でした。 改札口を出るなり、
「社長、今日は楽しみにしておりました。・・お手紙も有り難うございました。」
「・・前回の私の問い(馬関海峡はどことどこの間?)にわざわざ手紙でお答えを頂き有難うございました。・・今回も宿題を沢山残していきます・。」(笑)
「・・こらえてください。わっはっはっ・・!」
といった一部始終でした。
車中、風光も伸びやかで鄙びておりました。縮こまっていた背筋がのびのびとする思いでした。帰りの新幹線から見える瀬戸内海の景色は海光りでまばゆいばかりでした。
馬関海峡:赤間関(あかまがせき、赤馬関とも)は下関の古称で、これを略して馬関(ばかん)。
「私は日本の景色のなかで馬関(下関)の急流をもっとも好む。自然というのは動いていなければならない。・・・馬関海峡(ここは下関海峡というより馬関海峡とよぶほうが、潮の色までちがってくる)は、潮がはげしくうごき、潮にさからってゆく外国の大船までが、スクリューを掻き、機関をあえがせて、人間のいとなみの可憐さを自然風景としてみせてくれる。」
『街道をゆく』長州路 司馬遼太郎著