2007年5月21日
爽やかな五月晴れの中、豊岡市の郊外で食品会社の工場の地鎮祭がありました。敷地は高台にあり見渡せば田植えが終わった田ばかりでその眺めも涼しげでした。
お見えになった宮司さんにご挨拶致しました。
頂いた名刺には「菓祖 中嶋神社」と書いてありました。
「菓祖???」と思いお尋ねしますと
「お菓子の神様が祭ってあります。」と磊落にお答えいただきました。
鞄の中から「お菓子の神様のお話 ”田道間守”(たじまもり)物語」
という冊子を頂きました。
1,300年の推古天皇の時代に田道間守(お菓子の神様)を子孫の中嶋公が祀られたそうです。
近年中嶋神社は全国の菓子業者さんの信仰を集め、各地に分社も出来、毎年4月には盛大な菓子祭りが行われているそうです。
今回の工場も施主様がお菓子の原料をお作りになられる目的で建てられます。
妙に納得致しました。
今回、初めてご縁を頂いた施主様のご期待に応えれるように全力で取り組みたいと思います。そう・・「お菓子の神様」のご加護も受けながら・・。
汗ばめる 母美しき 五月来ぬ 中村汀女