2007年12月23日
日帰り出張で浜松に行きました。新幹線を降りるころから「ある想念」に取り付かれました。お昼前に改札口を出るころには、頭の中は「鰻・鰻・鰻・・・・。」といった感じになりました。
同行の○○さんと直ぐ鰻屋を探しました。駅周辺には4・5軒くらい見つかりました。
「昨日来社されたI社長さんが貴兄に言っておられたように、医者が『太りすぎです・・。』といったときにはもう手遅れなので・・。貴兄はざるそばで私は鰻を食べますわ・・。貴兄の奥さんと子供さんの為です・・。」(笑)
そんな親身な忠告も無視した彼と私は一気に鰻丼を平らげました。柔らかくておいしかったです。帰りに店の入り口を見ますと天上から鰻を焼く匂いが通りに噴出すように工夫されていました。魚釣りの撒餌みたいなものです。
閑話休題・・・私の知人のYさんは静岡の出身で無類の鰻好きです。
曰く「静岡では『ちょっといこか・・』言う意味は、鰻屋に行くことです。私くらいです、静岡市の一番の老舗の鰻屋で祝言をあげたのは・・。」
「最初に桜海老の掻き揚げを食べてビールを飲んで、それから鰹(カツオ)のたたきかうな肝、そして鰻丼で仕上げます。」(うっとり)
たまに仕事のきりがついたときに「仕事がうまくいきました・・。今から自分へのご褒美に鰻屋に行きます。」みたいなオタッキーなメールが来ます。
・・いつもいつも羨ましい思いをして聞いておりました。
「親の仇(かたき)」のように鰻丼を食べる私はとっても・・・「わかり易い人間」でしょうか・・・?