2013年7月13日
新聞には、写真の方の不敵な笑みと共に
「景気は緩やかに回復基調に入ったw」
という記事を見かけるようになりました。
先日、お取引先様の安全関係の総会で消防士や看護士の卵を養成する大学の先生の講演を聴き、
「なるほど!!」
と思うことがありました。
人間は加齢と共に
「緩やかに身体能力が低下する。」
ということです。
20代と50代では
・平衡感覚
・聴力
・皮膚感覚
・疲労回復力
等が約1/3に落ちるそうです。
例えば、
20代では手の甲に蚊が1匹でもとまったら気がついたのが、50代になると3匹とまらないと気付かないとか(笑)、
1週間働いて1日休んだら回復して元の身体に戻ったものが、3日休まないと元の身体に戻らないといった状況になっていくそうです。
そうした身体能力の中で、作業現場で
・認知ミス 現場の状況を把握しようとしない。伝えられていない。
・判断ミス 出来ると思った。大丈夫と思った。時間がなかった。
・操作ミス 身体能力の低下。不慣れ。ストレス。イライラ。
といった「ヒューマンエラー」が出るそうです。
講師の方は
「まず徹底して確認しましょう。」
「お互い確認には寛容になりましょうw」
「職場で(特に家庭的な)ストレスを抱えた人はフランクに話したり、廻りでサポートしよう。」
といった話をしていただきました。
講演を聴いていて思い出すことがありました。
22歳のときに中堅のゼネコンの入社研修を受けて初めて事務屋として埼玉県川越市の下水処理場の現場に赴任しました。
ある経緯から自分の本来の仕事以外ながら、コンクリートの処理層の出来方の測量の手伝いに出ることになりました。
やりかけて直ぐに、床に敷いてあるコンパネをどけたらその下が開口部で墜落し前歯を折りました。。
「認知ミス 現場の状況を把握しようとしない。伝えられていない。」
という典型的な事故例ということをを30数年後の今に初めて認識しました。
日常生活でも感じることがあります。
・出張で有楽町の駅から2駅の永田町駅(定宿がある)に行くべきところを、1駅の二重橋前に何回も繰り返し降りる??
・洗濯機にマジックテープつきのサポーターを袋に小分けせず入れてしまう。
・ゴミの分別がうまく出来ない。
・電車に何回も本やジャケットを忘れ戻ってくる。
(先日、天橋立駅まで一人旅して戻ってきた本。JR西日本さんは優秀ですw)
「よういちくん・・・・よくきこうね・・・w
このパックジュースの殻は・・・・こうして・・・こうして・・・・。
・・・できるかな・・・??」
「・・・・。。」(茫洋として・・・意識レベルかなり低下。フェーズⅠ)