2013年9月28日
台風一過、秋空の下2日間大江町に水害の泥かき等のボランティアに行ってきました。
京都の知人が福知山にボランティア来ているらしく、
「さすがに京都の彼が来て、近所の自分が行かんわけにはいかん。」
と思い行きました。
大江町のボランティアセンターに行きますと幼馴染とばったり会いました。
彼は仕事の関係で以前大江町の方に大変お世話になったそうです。
班編成をされ、彼と一緒にある地域へ行き、リーダーの下仕事に取り掛かりました。
15人位で1軒の家に取り掛かりました。
男衆は外廻りの泥取りや戸板洗い、女衆は室内の拭き掃除でした。
仕事に慣れている方が多く、
「泥の上は踏んだらあかん。取り難くなる。」
等とアドバイスを受けながら仕事をしました。
休み時間に話をしますと、和田山や岐阜県の犬山から泊まりで来ておられる方がおられました。
半日ぐらいで仕事が終わり70代後半のご夫婦がお礼の挨拶をされました。
お話になられた時にご主人が言葉に詰まられました・・・。
1週間で疲労困憊され、大きなダメージを受けられていると感じました。
翌日は彼とは別行動で家内と11人位である地域へ行きました。
ボランティアセンターでスコップ・クワ・フォーク・レイキ・一輪車・ゴム手袋・飲み物など(物資は充分用意されていました。)を受け取って軽トラで来ておられる方に積んでもらって向かいました。
その地域は住宅が高いところに建っており、道路や側溝の藁掃除、ゴミ集めなどを行いました。
マスクをしなかったため、埃で鼻や喉がイガイガしました。
自治会長さんや一緒に作業をしてくださった近所のご婦人に喜んでいただきました。
ご婦人は軽トラでお見えになったとき
「近所のおせっかい小母さんやけどなぁ・・。」
と自己紹介をされました。
彼女にテキパキと指示していただき作業がはかどりました。
午後はグランドの泥取りを行いました。
(作業中胸に張ったシール)
一緒に動いた方は、相生から高校生の娘・息子さんを連れられた4人ご家族、外宮から来られた高校生の娘さんとお母さん、京都の企業さんの一行、海洋高校の生徒さんなどでした。
いろいろな方がまさに「草の根から」自主的に集まってこられ自然な感じで隣人のお手伝いをされている姿を見て、とても考えさせられました。
家内が前回の水害の時や数日前にも手伝いに行っておりました。
娘も学生時代何回か東北の震災の復旧の手伝いに行っておりました。
丁度京都の親戚に行っているときに、宇治で水害があり娘は即、手伝いに出動しようとしました。
しかし、自分は初めてで・・・「やってみないと何もわからない。」「自分は何も知っていない。」といったことに気付かされました。
幼馴染と「作業の反省・総括?」をしようと言ってましたが、疲労困憊で帰宅後、外に出る力は残っていませんでした。
爽やかな疲労感と様々な思いが心に残りました。