2014年10月12日
今年の誕生日は都内で目覚める。
今週は2回東京に通ったことになる。
週中に息子の会社のビジネスフォーラムがあるとの事で「親父、見といたほうがいいよ。」と誘われ、六本木まで日帰りで出かけました。本来は2日目の建築家安藤忠雄氏の講演が聞きたかったが、当日所要のため初日のみ参加。
会社の代表の方の大手企業向けのビジネスソフトの商品発表やアップルコンピューターの共同創業者のステイーブ・ウオッズニアック氏へのインタビューなどを同時通訳のイヤホンで聞く。遅れてついたため、一番前のほうの席で迫力満点でした。
午後は分科会みたいな感じで、著名なコンサルタント会社マッキンゼーの北篠元宏氏の講演を聞きました。40歳代の方でしたが、大手商社、外資系コンサルを経てコクヨで4年間中心人物として中国、インドへの進出をやられたお話をされました。成熟化した国内市場を相手に成長が停滞していた会社がターゲットを決めて東南アジアに企業買収(M&A)や合弁会社設立などを使って一気に進出された要諦を話されました。
国内数千の取扱店への製造・物流・商品企画・サービスなどのヴァリュー・チエーン(価値連鎖)の仕組みは秀逸で、東南アジア・中東・アフリカ市場で充分戦えるとの事。日本の仕組みを海外に出せばマネタイズ(お金になる)出来るとの事でした。
「中国はトリッキー、インドはコストと市場が魅力。Go to INDIA.」
・・・氏の迫力に圧倒されどうしでした。講演時間がもう1時間ぐらい欲しい感じでした。
二日後再度東京へ。
未明に起きて調べ物をして都内へ。
1500からの用事であったために、かねてからチエックしていた東京国立近代美術館で菱田春草展を見る。
日本画家の大家で朦朧体から色彩研究大いにやられたようです。
やはり大自然の中の動物や人間を描いたものが素晴らしく感じました。
その後、荷物をゴロゴロと引っ張って竹橋から麹町まで半時間あまり歩く。
良い気分転換になりました。
翌日は大阪で所用があり、夕刻丹波市でお客様を訪ねて帰福。
多くの方から誕生日おめでとう!のメッセージを頂きました。
帰社しましたら、会社の机の上に女性従業員からケーキ用の蝋燭がプレゼントに置いてありました。
「何時までも若々しい社長へ」と赤線で二重丸をつけてアンダーラインが引いてありました。
「・・・・・!」
1週間ほど前に飲食店から請求書が来ていて、女将さんが便箋に添え書きを書かれてました。先日私がテニスラケットを担いで自転車で「いざ出陣」の時にお目にかかり、「あんまり若々しいので分からずご挨拶が出来ませんでした。」と書いてありました。
その部分に赤ボールペンで二重丸とアンダーラインと引いて、机の右上のガラスの隙間に挟んでおきました。
彼女に廊下ですれ違った折に
「仕事で忙しいやろうけど、・・・社長の机の右上を見といたほうがいいよ。勉強になるから・・・。」(微笑)
とさり気なく伝えておきました。
多くの皆さんに祝っていただき感謝感謝です。