2020年2月8日
昨日愛知県で二ヶ所の上棟式がありました。
前日の降雪から冷え込みの厳しい中、敦賀廻りで最寄りの小牧ICへ向かいました。
余裕をみた為、かなり早い時刻に到着。
徐に棟札のおたふくさんを作る。
初めての経験でした。
慎重に作り方の紙に従いながら作る。
無事完成し棟にあがりました。
知多半島有料道路を南下し半田市のもう1ヶ所の現場に向かう。道中の景色は一転温暖そうで淡路島の洲本市で工場をした時の道中を思い出す。
隣接の河川の堤防には鴫の様な鳥がいました。
無事上棟済ませ帰福しました。
都合12時間で帰ってきました。
過日、自宅の居間のドアノブが調子悪くなり交換。
ネットで購入したドアノブを取り付け。
これも初めての経験。
⬇︎
インパクトレンチを用意して始める。
取り付け説明書に従い四苦八苦しながら取り付ける。
最後は版画を作る小刀で削り出ししながら完成w
・・・小さな達成感に浸りました^^
最近ネットで本を購入する事が多く、ベットの周りに読みさしの本が積んであります。
三冊ぐらい平行して読んでいます。
結構面白いのはトマ・ピケテイ著「21世紀の資本」。
2013年に出版され世界十数カ国で100万部以上出版され経済書としては異例のベストセラーとなりました。
フランスの新進気鋭の経済学者である著者は若くして米国のマサチューセッツ工科大学で助教授として赴任、教鞭を執る。既存の経済学が囲いの中だけでの理論論争のみで実際の社会に即してないことに失望。フランスに帰りフランス国立社会科学センター、さらにフランス最高峰の社会科学高等研究院の代表者になり「格差問題」を研究する様になる。
過去200年以上にわたり先進各国の資本の増加率と経済成長率の相関関係を研究。15年余りの歳月を費やしてビッグデータを研究。税務当局が保有する膨大な所得税申告データ等を解析。
有名な
「r>g」 r:資本収益率 g:経済成長率
の不等式を編み出す。
「r」は利潤、配当金、利息、貸出料など資本から入ってくるもの。「g」は給与所得などによって求められる。
資本の収益率が経済成長率を上回れば上回るほど資本家に富が蓄積され、社会の格差が開き社会が不安定化する。200年以上のデータを分析すると「r」は平均4〜5%「g」は平均1%〜2%。現代は相続などにより資本の固定化が進む・・・
現代社会はデジタル化、グローバル化などにより少数の頭脳から編み出されるアイデイアが短期間に資本を増殖させる。20世期は鉄道など大きな資本が事業の基礎となりましたが、現代は頭脳があれば「ガレージ」や「大学の寮の一室」から巨大な資本が生み出されてくる時代です。時あたかも米国の民主党の予備選も「格差問題」が大きな争点となり「富裕税」等が俎上に上がっています。
・・いずれにしましてもたまたま弟にピケテイの事を喫茶店で言われて読み出しましたが、「難解な」本かと思いましたが意外と興味深く、すらすらと読めます。唯、難点は700頁余りあり、出張などの時に持ち運びが重い事です。鞄に鉛が入ったようになります。。