2006年9月16日
熱海で某勉強会に参加してきました。2泊3日で15名くらいの参加者でした。毎年参加しており、今年は勉強の合間に壮大な熱海の花火大会を見たりと一人部屋で割合のんびりとした会です。
70歳くらいの経営者のご夫婦が参加されており、奥様のお顔を拝見した時、つくづく「良い人相をされているなぁ・・。」と思っておりました。
2日目の夕食をフランス料理レストランで食べました。〈旧南葵文庫)
くだんのご夫婦が私の前の席に座られ、お話しをしました。
なんともいえない良いご表情のご主人が軽くグラスを左右のテーブルに挙げながら、
「今宵は楽しく・・」とおしゃられるお姿も絵になっていました。
奥様が20年間お父上の菩提寺に写経に通われたそうです。
食事の最中にご主人が私に向かって、
「米田さん、良い人相されてますね。」とおしゃられました。
私としては丁度お目にかかった時に相手の方をそう思っていましたので、「!」少々驚きました。
先日もある法人に用事がありお二人の幹部の方にお目にかかりました。
落ち着いた良いお顔をされているので運営されている施設が安定して「良い経営をなさっておられるのだなぁ」と漠然と感じました。
昨夜も入社3年目の若い社員と話す機会がありました。高校を卒業してニコニコした少年の顔から、土木現場に出て、引き締まった青年らしい「少しいい顔になったなぁ」と思いました。
年齢と共にそんなことを感じるようになりました。
南葵文庫:紀州徳川藩の日本最初の西洋式図書館
「一二月一一日 午後南葵文庫に武鑑を閲覧す。風あり。雨黄昏に至りて霽(は)る。」(大正一二年) 断腸亭日乗 永井荷風