2009年9月27日
連休を利用して島根県の石見銀山に行ってきました。高速道路を利用して、8時間位かかりました。
世界遺産だけあって、沢山の人が詰めかけておりました。
東京ドーム80個分くらいあるらしく、広いこと広いこと・・・。昔の街並みが残っており、歩け歩け・・・、でありました。
国内で銀の産出するところは、生野・佐渡などと限られているようです。
坑道に入るための行列です。
坑道の中はなかなか行列が進まず、・・・・・・。
・・・せっかち人間には向いていませんね。(笑)
石見銀山は、唯々・・・・唯々・・・坂道を歩いたという感じでした。
松江に泊まりました。
宿は全然とれず、商人宿のような旅館に泊まりました。
「お茶代わりに・・・。」
着いたら部屋に、少し凍った瓶ビールとコップが卓袱台(ちゃぶだい)?の上においてありました。
殺風景にも、・・・いきなり夫婦で瓶ビールをおつまみもなく、グビグビ・・♪と飲んで、夜の街に出て行きました。(笑)
翌日安来市の足立美術館に行ってきました。
素晴らしい庭とともに、横山大観はじめ、日本美術の秀作が沢山展示されております。
菱田春草の「紫陽花」は、梅雨の湿った大気まで感じられ、「!」という感じでした。
川合玉堂の「夕月夜」や横山大観の「漁火」も素晴らしいものでした。
展示品の中に、橋本関雪の「玄猿」という作品がありました。
丁度10日程前に、信州から親しい会社の方が、4人で来社されました。
当日は京都に泊まられ、翌日に河井寛次郎記念館(陶芸家)と白沙村荘(橋本関雪の邸宅)を廻られるとの事でした。
「ほらっ・・。また、・・・橋本関雪が出てきた・・・。」という感じでした。
私も機会があり、白沙村荘の大画室で講義を受けたことがありました。
立派な茶室や庭園があり、大画室を今回ホームページを見るまで、能楽堂かと思っていました。
「・・・いやに贅沢な場所やなぁ・・?」と思っておりました。
休み明けに出社しますと、くだんの会社のお一人からお便りが来ておりました。
次回は私がお勧めした箱根のラリック美術館行きを計画されているとの事でした。
会社の出張のついでに、若い方を連れられて絵画や陶芸を見て廻られる気持ちの余裕は素晴らしいですね。