2007年8月1日

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新幹線
東京への出張帰り新幹線に乗り込みました。その夜は京都でも遅い時間に用事があるために腹ごしらえと、お弁当とビールを買って座席に座りました。

 出発して「今日も暑かったなぁ~。」と思いながらお弁当をビールを飲みながら食べ出しました。ふと隣を見ますと受験生とおぼしき若者が古文?の参考書とともに座っていました。

「学生さん・・?」と話しかけました。

「いいえ・・浪人生です・・。」

「ふ~ん。家はどっちのほうなん・・?」

「茨木市です。」

「○△×・・。」

「◇□・・。」

みたいな調子で話が始まりました。

「へぇ~何処うけるん・・?」

「T大です。」

「・・・!えらいねぇ~。」

「高校の時はラクビ-をやってました。大阪は3校全国大会に出れます。地区大会の決勝まで行きましたがボロボロに負けました・・。」

ビールの軽い酔いもあり、彼もピザを食べながらしばし歓談・・。

「じゃましたらあかんで勉強しな・・。」

私も読みさしの本「落日燃ゆ」(城山三郎著)に目を落とす。何故か最近は東京裁判(極東国際軍事裁判)がらみの本に出会う事が多い。

京都駅で肩をたたきながら「がんばんなよ。楽しみにしとるで・・。」(笑)と握手して下車しました。

彼の屈託のない話しぶりの余韻に浸りながら、月明かりの京都の街を待ち合わせ場所に向かいました。

 

 

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