2007年11月26日
婚礼から帰り、酔いさましも兼ねて、犬の散歩に行きました。「釣瓶落とし」とはこのことで、一気にあたりは暗くなりました。
高台の田んぼ道を行き交う散歩の人々もシルエットしか見えません。
年配のご婦人が犬とともに、道を譲って頂きました。二人?も輪郭しか見えません。
「・・すみません・・。」
「・・お宅の犬は行儀がいいねぇ・・。あっ・・・大きな大きなお月さんがでてきた・・・!」
振り返りますと山あいに大きな大きなお月さんが出てきました。少し赤みがかった満月に近いお月さんでした。とても幻想的な眺めでした。・・・しばし、腰掛けて愛犬と仲良く眺めておりました。
やすやすと 出でていざよふ 月の雲 芭蕉