2008年3月22日
バイク2台のお巡りさんが、バックミラーの中で見え隠れします。
「お時間とってすみません。気づかれなかったですか?あそこの交差点は右折禁止なのを・・・。」
「あ~・・・・。全く、標識見てなかったです・・・。」
それから、交通反則切符を切られました。
「申し訳ないですけね。2点減点の罰金・・・円です。」
「いや~。僕が悪いのですから。」(何故か、かなり素直)
「こんな交通量の多いところに立たせて、申し訳ないです。車の中に入ってください。」
「いや・・いいです。」
捺印欄があり、指紋で捺印しました。指を拭こうとしたら、
「待ってください。」
自分のハンケチを出されて、
「これで拭いてください。」
「(自分のがあるから)いいです。そんなわけには・・・。」
お恥ずかしい話ですが、お巡りさんのリスペクト(敬意)のある応対に感心しました。その結果でしょうか・・私も紳士的に?応対しました。
・・・
以前にこんな事がありました。
新車のドアの調子が悪く、何回もクレーム処理を頼むも、一向に直らない○上君が、私に聞いてきました。
「社長、・・・・・で、一向になおらんのですけど・・。車のデイーラーの担当者に思いっきりクレーム言おうかと思うんですけど・・。どう思います?」
「思いっきり言わん方がええで。僕らも同じような商売させてもらってるんやし。クレームも逆に受ける立場やし・・・。」
・・・
二週間後、彼から話がありました。
「社長。良かったですわ。思いっきり言わんで・・。担当者の人には『貴兄に任せとくで、頑張ってなおしてな。』と伝えるだけにしました。何故かその後、いいことが何回も立て続けに起こりました。1ヶ月間探しても探しても出てこなかった子供のサークルの領収書が出てきたり・・・・。ほんまに不思議ですね。」(笑)
・・・
いわゆる「鏡の法則」みたいなものでしょうか。