2008年4月14日
日曜日に三和町まで遊びに行っていました。夕刻帰る道すがら、ここ彼処に散り始めの桜が見られました。
遠くには山全体が新緑で盛り上がりつつある中の山桜、里山には、よくぞ植えたと思うほどの桜の古木の数々・・・。
萩原あたりの里山の桜もとてもいい感じで、味わいのある景色でした。丁度、漫画の「日本昔話」に出てくる景色のようでした。懐かしい眺めでした。
福知山IC付近の桜も、しだれ桜もあり、贅沢な景観でした。もう10年もすれば、鬱蒼とした森の中のICになるようです。自衛隊の桜ももちろん年期が入っていていいですね。
結局家まで飽くことのない桜の眺めが続きました。
我々の身体の中に「春→桜→いとをかし」の遺伝子が入っているようですね。
春はあけぼの。やうやう白くなり行く、山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
「枕草子」清少納言