2008年4月19日
「ええ・・・。」
「恥ずかしい話やけど・・・、一昨日反則点数が累積△点になり、舞鶴で終日短期免停講習うけてきたんや・・。免許取って30年になるけど、初めての免停や・・。年齢がいって、唯我独尊みたいな運転になってしもて・・・。ふぅ~。」
旧知のお客様に、同行営業した帰りの車中の話です。(帰りにシャブリの白ワインを頂きました。)
「どうやって、注意しとる??」
「スピード違反については、アクセルペダルを絶対に制限速度の10KM以上は踏み込まなくなりました。身体が覚えたんですかね。・・制限速度までなら急な飛び出しにも対応出来るし、仮にぶつかっても、ダメージが少ないですし・・・。豊岡行きの時は、信号がないですし、僕がゆっくり走るので、車が数珠繋ぎになります。登坂車線のところで、追い越されるときに鬼のような形相で睨みつけられますが・・。着く時刻はそんなにかわらへんですよ。」
「えらいなぁ・・。身体が覚えたんか。・・制限速度なら確かに安全やね。講習で聞いたけど、ぶつかった時、時速40KMやったらビルの6Mの高さから落ちた衝撃やけど、60KMやったら14Mの高さからの衝撃らしいで。」
「講習で隣に座られた、70才のお爺さんと親しくなって・・・。『これも何かの縁ですから・・。』と話しかけられて・・。昼休みに小川沿いを散歩されて花を2本手折ってこられて机の上に置かれて、『これを眺めて心を慰めて下さい』と言ってくれはったんや。・・丁度舞鶴の現場に○内君が通っているので、迎えに来てもらって、ついでなので、三和町の大原神社の前まで二人でお送りししたんや。・・これが頂いた名刺やけど・・。別れ際に『じゃあ・・、お互いに安全運転で・・。』と言って別れたんや。まぁ、僕がいえる身分や無いけどなぁ。(笑)」
・・
会社に帰って、直ぐに電話を受けておりました。
「社長・・、○林さんです。」
「??」
受付に行ってみますと、先ほど話した、講習で隣に座られたお爺さんが、わざわざお見えになり、タマネギやお菓子やお手紙を頂きました。
「袖触れ合うも他生の縁」ですね。感謝。