2008年6月29日
終日、私のメールボックスに沢山の電話が入ってきました。丁度季節の果物がお客様に届いたところで、お客様からお礼の電話が多かったです。
「お店で売っているサクランボと違って、とても粒が大きくて甘くて美味しかったです・・・。」
1本は、いつも親しくしていただいている不動産業者さんからでした。
電話してみますと、
「お客様が事業をお考えなので、数日後に同行営業してほしい・・。」という内容でした。
担当の幹部が体調を崩して、1週間ほど休養中のため、くだんの幹部に内容をメールしました。
「・・・○○さんの体調次第ですが、場合によっては米田が○垣君か○東君と同行します。」
念のため部下の2人にメールを転送して置きました。
2人から間髪をいれず元気のいいメールが返ってきました。
「面白そうですね~。私はいつでもオッケーです。何かいろいろ動き出しますね~。楽しみです。」
「メールの件、了解しました!是非受注できれば会社のためになるので、○○事業部の総力で取り組みましょう!」
・・・「意気やよし!」ですね。
与一目をふさいで、「南無八幡大菩薩、わが国の神明、日光権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくはあの扇のまん中射させて賜ばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に再び面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼし召さば、この矢はづさせたまふな」と心の内に祈念して、目を見開いたれば、風も少し吹き弱り、扇も射よげにぞなつたりける。与一 鏑(かぶら)を取つてつがひ、よつぴいてひやうど放つ。小兵といふぢやう、十二束三伏、弓は強し、浦響くほど長鳴りして、誤たず扇の要ぎは一寸ばかりを射て、ひいふつとぞ射切つたる。鏑は海へ入りければ、扇は空へぞ上りける。しばしは虚空にひらめきけるが、春風に一もみ二もみもまれて、海へさつとぞ散つたりける。夕日の輝いたるに、皆紅の扇の日出だしたるが、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られければ、沖には平家、船ばたをたたいて感じたり。陸には源氏、箙(えびら)をたたいてどよめきけり。
(平家物語 那須与一)
箙(えびら):矢を入れて背負う武具。