2010年6月16日
週末は仕事でしたが、空き時間があったため、「ローマ人の物語」と「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」を並行?して読む。
神戸支店のE君から、メールを貰い
「今回の会社の読書感想文の課題本が『もし高校野球の女子マネージャーが・・・・』になるんだったら、買いませんが・・・。ならないんだったら買おうと思いますが・・・。」との質問。
・・・メールに急かされたわけではないけれど、気になって、積ん読(つんどく)の状態の本を読む。
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1.女子高校生で野球部マネージャーになったみなみが、「都立の進学校を甲子園に連れて行く。」事を目標にする。
2.ふと寄った本屋で、ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」という題のエッセンシャル版(要点本)を買い、何度も繰り返しその本を読んでみる。
3.みなみは「マネージャー」に求められる資質の根本は「真摯さ」ということを、この本によって知る。
4.締まりのない練習をしている部員に、「事業の定義」=「野球部に求めること」を聞こうとしてヒヤリング=「マーケテイング」を一人一人の部員に行う。
5.野球部の「事業の定義」=「感動」という言葉に、悩みながらも定義する。
6.春季大会の敗戦をきっかけに、お互いに齟齬のあった、練習に力の入らなかったエースピッチャーと東大野球部出身の伝達力の弱い顧問がうまくいくようになった。エースピッチャーは黙々と練習に取り組みだす。
7.みなみは、「社会への貢献」に乗り出す。地域の子供を集めて野球教室を開いたり、地区の強豪大学の野球部に講演に来てもらったり練習試合をして貰う。目の色を変えて練習をし始めた野球部に対して、陸上部や柔道部からその秘訣を聞かれ、教える。野球部員が陸上部で走塁を教えて貰ったり、ピッチャーが柔道部で足腰を鍛える訓練を一緒に指導して貰う。人手不足を解消するため、学校の問題児3人をマネージャーに加える。
8.次に「イノベーション」(革新)を行う。①高校野球につきものの「送りバンド」をしない。②ボール球・釣り球を振らない。この2つをイノベーションの柱に据える。
9.西東京大会で優勝し、甲子園への切符を手にする。
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う~~ん??
事業の定義・・・・??難しいですね・・・・。地域の建設に関わる需要に応えること。・・・もっともっと・・・奥が深いような・・・?
「社会への貢献」・・・とても感心しました。何か「!」という気分になります。
もう少し、丁寧に読んでみたいと思います。