2011年6月7日
先日2012年度入社予定の新卒者の内定式を行いました。
3名の学生に来社いただきました。
先輩社員も嬉しそうでした。
1名は福知山市出身・2名は京阪神地区からです。
M君は福知山市内から通学のため、学校の忙しくない時期、早速アルバイトに来てもらっています。
初々しく会社のユニフォームを着て、頑張ってくれています。
昨日私の近しい人からM君の風評?が私の耳に入ってきました。
彼が今も行っています別のアルバイト先の薬剤師の方から、
「今度米田組に入社するM君は素晴らしくいい子ですよ↑」
とのことでした。
自分のことのように嬉しく思うと同時に「これからだなぁ~。」と思いました。
才能豊かな3名は実力をつけ、ビジネスの世界でよい仕事をして認めていただけるよう頑張って欲しいと思います。
十二三より
この年の頃よりは、はや、やうやう声も調子にかかり、能も心付く頃なれば、次第次第に物数をも教ふべし。
まづ、童形なれば、なにとしたるも幽玄なり。声もたつ頃なり。二つの便りあれば、悪き事は隠れ、よき事はいよいよ花めけれ。大かた、児の申楽に、さのみに細かなる物まねなどはさせすべからず。当座も似合はず、能も上がらぬ相なり。ただし、堪能になりぬれば、なにとしたるもよかるべし。児といひ、声といひ、しかも上手ならば、なにかは悪かるべき。
さりながら、この花はまことの花にはあらず、ただ時分の花なり。さればこの時分の稽古、すべてすべてやすきなり。さるほどに、一期の能の定めにはなるまじきなり。
(風姿花伝第一 年来稽古条々 世阿弥)