2012年10月31日
2年に1回の社内研修旅行でタイへ行って参りました。
彼の地はとても暑く、35度の気温であっという間に汗が噴き出てきました。
アユタヤの遺跡群を見てきました。
象にも乗りました。
ゆったりしてとても楽しかったです。
おっと・・・!!これはタイ国雑伎団の娘さんではなく弊社の○船さんの快心のワンショットです(笑)
私的にはナンプラー・パクチーなどの香辛料や香草が苦手で食事は恐る恐る・・・でした。。
チャイナタウンで食べた海鮮焼きそばが美味しかったです。
チャイナタウンの迫力には圧倒されました。
夜公園を歩いてますセパタクロー(足でやるバレーボールのような球技)をやっているのを見かけました。
スマッシュのシーンです。
器用ですね(笑)
閑話休題。車は89%が日本車で、食料品や消費財等もネスレ・ハイネケン・明治等海外製品がかなりの部分入ってきており、海外企業に結構市場を奪われている感じがしました。
ガイドさんの話でも「赤対黄色」(タクシン派対反タクシン派)との争い等国内に難しい問題がある様子でした。
タイの経済問題は、先日読んだ 「世界の99%を貧困にする経済 」や「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」(共にジョセフ・E・スティグリッツ 著)にタイのバーツ危機や東アジアの金融危機のIMFや世界銀行の対応などが例証として挙げられておりました。
丁度、現在のEUの南欧の経済危機に対するECB(欧州中央銀行)と同じような局面です。
一気に緊縮財政をしたり金利等IMF=ワシントン・コンセンサスの望む水準やシステムにしていくかどうか?です。(おそるべくことに大抵IMFの指示に従った場合壊滅的な国内経済の打撃を受ける。マレーシアや中国、アフリカのボツワナ等の国々はその政策に距離を置いたため比較的に上手くいっている。)
往々にして・・・その局面では国は外貨決済が出来なくなるために従わざるを得ない。。
何れにしても、教育の問題・国内市場の保護育成の問題・どの時点で海外との競争に曝すか?・国内市場競争の適切で公平なシステムの機能等考えさせられる問題でした。
・・・市場で当たり前のように露天の経営者が横で物乞いをする人に幾ばくかお金を渡されておりました。穏やかな「微笑みの国」に幸あらんことを・・・。