2014年7月21日
おそがけに帰宅後、風呂から上がり軽く一杯のつもりで食卓に向かう・・・、
と同時に携帯電話が鳴る。
組内の単身赴任中のS君から。
「米田さん・・、嫁が家の玄関で鍵が開かずに困っている。。何とか・・・。。」
早速駆けつけるとSさんの奥さんが暗い玄関先で隣の奥さんに懐中電灯を照らしてもらいながら、途方に暮れられている。
とりあえず自宅にあった工具の大小を何回かに分けて持参し闇雲にネジを廻す。
観音開きの玄関扉が親子扉でスライド式のステンレス板がドアチェーンがかかったような状態。
・・・埒が明かないので、クリッパでステンレス板を切るべしで会社に戻る。
時刻は2200過ぎ。
丁度住宅事業部のO君とM君が仕事中。
「クリッパどこにある?貸してくれへん?」
「どうされました!」
(玄関扉のパンフレット見ながら説明。うまく言葉で説明できない・・・。。あ~もどかしい。。)
「とりあえず行きますわ?社長の家に行ったらよいんやね?」
直ぐ二人が急行。
「えーと、どうなっとるんやろ?」
ラチエットドライバーで螺子を廻しだす。
「あ~うまいこといかんなぁ。」(M君)
「観音開きやから、上下のストッパーを外して・・・」(O君)
・・・M君がゴソゴソと手を忍ばせて・・・
「あっ・・・・開いた!!」
一同どよめく♪
「ほんでも、このステンレス板切らんとドア閉まらんなぁ」(M君)
M君金鋸(かなのこ)でゴシゴシ切りかける。
・・・どことなく奥さん方がM君の事を安心して見ておられる。
米田はステンレス板の上を持ちアシスト。
「社長、引っ張らんといて下さい。」(M君)
「良かれと思ってやっとんやけど。。」(米田)
・・・
「切れた!!」
一同安堵・・・♪
「バールまで持ってきちゃって社長何するつもりやったんですか?クリッパでは切れませんで。」(笑)(M君)
一同苦笑・・・♪
・・・口ばっかりでやろうとする人と地道に手でやる人の彼我の差を感じた夜でした。