2015年11月5日
某日お世話になった方のご子息ご夫妻に会社の不動産部二名と共に一席設けて頂きました。
先代には二十年ちかく前に賃貸マンションを建てさせていただいて公私ともにいろいろとお世話になりました。
一年ほど前にご逝去。
「諸々一段落ついたので・・・」とのことでお招きいただきました。
故人は私の父と同じ世代の方で生前は随分と食事に連れて行っていただきました。
骨董がご趣味で蒐集品も見せていただく機会もありました。
これは二年ほど前に見せていただいた北斎の初版本。私が北斎展を見に行った話をしたので出してこられました。
お釈迦様の一代記です。
「北斎」「卍」「老人」がみえます。北斎が組み合わせて使った号の1つです。
秋の曝涼中(掛け軸を吊られて虫干しをされる)にもいろいろな掛け軸を見せていただきました。
やはり私が一番好きだったのは蜀山人の軸です。
酒無量という聖人に
上戸の酒肴三十六失うて
きこえし仏は下戸なるべし
何はともあれ
照る月に鏡をぬいて
樽まくら
雪もこんこん
花もさけさけ
(「照る月」は「鏡」の枕詞)
随分と故人と贅沢な時間を過ごさせていただきました。