「あっ・・!社長・・・!」

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大阪説明会
最近、他人との「間」(ま)ということを少し考えるようになりました。初対面で挨拶するとき、人と会話するとき・・・。自分自身が、少し相手の話をゆっくり受け止めてから話した方がいいかな・・と思います。

先日大阪で会社説明会がありました。

40名あまり参加して頂き、先週の本社に続き、東日本からもご参加頂きました。

説明会開始前に学生さんにリラックスして頂くために、声をかけておりました。

「どこから来られましたか・・・?どんなこと勉強されていますか・・?・・。」
(笑顔)

・・・

「こんにちは。」

ある女子学生に後ろから声をかけました。振り向きざま、

「あっ・・!社長・・・!」

いきなり初対面の学生さんに声をかけられました。

ビックリ致しました。これもネットの時代のなせる技かな・・と思います。

今回は間合いがなく、うまく対応できませんでした。(汗)

  街騒も 数へ日らしく なつて来し     境 雅秋

道具を人々の手に・・・。

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ウェブ進化論
先日来、ウェブ関係の本を読み続けております。

「グーグルの衝撃(NHKスペシャル)」NHK取材班著・グーグル-Google 既存のビジネスを破壊する 」佐々木 俊尚著・ 「ウェブ進化論」梅田 望夫著・フューチャーリスト宣言」梅田 望夫/茂木 健一郎・・・。

読み進むにつれ、インターネットの可能性・創造性・力の芽を感じます。

・・・Googleの「知の世界の再構築」「ロングテール」「チープ革命」「オープンソース」「ブログと総表現社会」「WEB2.0」「Wisdom of Crowds」(大衆の英知)・・・

大型コンピューターの時代からパーソナルコンピューター(PC)の時代に変化する中で基本オペレーテイングシステム(OS)を握るマイクロソフト社が君臨しました。我々はその領主であるマイクロソフト社に使用料を支払いPCを稼動させてきました。

しかしながら、あくまでもPC内のことで、基本OSWEBブラウザを握っているだけです。現代ではWEB2.0といわれる「あちら側の世界」(WEB空間)内で基本OSであるリナックスグーグルアース等が無償で提供されています。WEB2.0では「オープンソース」といって、「開発経過がWEB上で公開され、ボランティアであらゆる技術者が参画し作り上げてしまう」潮流があります。この流れ加速しています。(ウィキペディア等)

またブログSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ユーチューブにより、一般の人々が自分で世間一般に発表するメデイアを持ちました。一個人が自分の雑誌をもったのと同じです。相対的にこれまでの新聞やテレビ等のメデイアの力が弱くなると思います。広告についても、検索サイトに出るグーグルのアドワーズ広告のように、より精密に安価で効果的に出すことが可能になりました。

グーグルの検索ページを開きますとある種の計算式(アルゴリズム)により機械的に検索順位が掲載されます。これまでの新聞やテレビでは人為的な取捨選択によりニュースが報道されていました。グーグルニュースでは一つの事件を機械的に、あらゆる民族や国・地域の視点から俯瞰することが可能になりました。

市民がオープンな情報に触れ、以前に比べ、自由に判断することが可能になりました。

テクノロジーの進歩とともに、あらゆる情報が無償で多くの人々に触れ、多くに人々がインターネットを使うことにより結びつき、より「知」の可能性を探求することが可能になりました。

またとかく、ネットの負の面がマスコミで強調されますが、プラスの面も計り知れないように思います。特に日本では既存勢力がネットの力を認めたがらないようです。著作権の問題がよくメデイアの報道されます。

読めば読むほど「産業革命以上の変革」「人類が言語を持って以来の変革」のように思います。

・・今朝も宅急便が昨日の午前中にAmazonに注文した新書3冊を自宅に届けてくれました。思わず配達の方に「早いなぁ~。」と言ってしまいました。これもWEBの威力でしょうか?・・・

読み出すと止まらず、高揚感を感じながら読んでいます。

「道具を人々の手に行き渡らせるんだ。皆が一緒に働いたり、共有したり、共同したり出来る道具を。『人々は善だ』という信念から始めるんだ。そしてそれらが結びついたものも必然的に善に違いない。そう、それで世界が変わるはずだ。WEB2.0とはそういうことなんだ」                  
                   eベイ 創始者 ピエール・オミディーヤー

「ぽっ!」と心が・・

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クリスマスツリー
ここ2週間あわただしく時間が過ぎました。婚礼・関東・東北への日帰り出張・某高校建築科で授業・・ともり沢山の内容でした。

今日も今年度初めての会社説明会でした。首都圏からも学生さんが夜行バスを乗り継いで福知山までやってきてくれました。学生さんの飾り気のないキラキラした目を見て元気を頂きました。

・・無事終わり「ほっ」としています。

机の上を見ますと、まだ返事も書いていない沢山の手紙がのっています。

昨日も某高校の建築科の生徒さんから丁寧な感想文を50枚あまり届けて頂きました。
心が癒されました。

「・・聞きやすく、良かったです。社長さんが言いなった(丹後地方の方言)靴をそろえる、約束を守る、時間を守る。このことは・・・。」

大阪の昵懇にして頂いている同業の経営者○○さんからのお便り。

「・・・今年は米田さんとお目にかかることもなく過ぎてしまったのが残念です。変化の激しい昨今、米田さんが何を考え、何をしておられるのか、また、お話を伺えればと思っています・・・」

○○さんの友情に「ぽっ!」と心が温まりました・・。

   羊飼 ぞろぞろしつゝ 聖夜劇     森田 峠
  

「・・大きな大きなお月さんが・・」

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黄昏
婚礼から帰り、酔いさましも兼ねて、犬の散歩に行きました。「釣瓶落とし」とはこのことで、一気にあたりは暗くなりました。

高台の田んぼ道を行き交う散歩の人々もシルエットしか見えません。

年配のご婦人が犬とともに、道を譲って頂きました。二人?も輪郭しか見えません。

「・・すみません・・。」

「・・お宅の犬は行儀がいいねぇ・・。あっ・・・大きな大きなお月さんがでてきた・・・!」

振り返りますと山あいに大きな大きなお月さんが出てきました。少し赤みがかった満月に近いお月さんでした。とても幻想的な眺めでした。・・・しばし、腰掛けて愛犬と仲良く眺めておりました。

    やすやすと  出でていざよふ   月の雲       芭蕉

感謝感謝・・

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地鎮祭
午前中は、○○市で、初めてお世話になるお客様の工場の地鎮祭でした。岩手や東京から幹部の皆様がお見えになりました。お客様から湯茶の接待をして頂いたり、帰り際、お心づくしのお弁当を持たせて頂きました。

初冬の快晴に恵まれ、丁寧な宮司さんの祝詞や乾杯のご挨拶と相まって、晴れやかな気分で地鎮祭を終えました。帰り道すがら、刈り取りの終わった田の際に車を止めながら、美味しいお弁当を頂きました。私は皆様と初対面でありましたが、お客様のお心遣いがしみじみと心にしみ入りました。

  ・・・

夕刻はリフォームのお客様のお宅に竣工のご挨拶に上がりました。中古住宅を購入され、無垢板をはったり、古屋の構造材を出したり、自分たちで珪藻土を塗られたり、趣のある家が完成していました。

丁度、今夕披露パーティーがあるそうで、奥様は準備中でした。(当社の担当のI君も呼んで頂いていました。)

訪問を大層喜んでいただき、「中、見られますか・・?」ということで家の中をご案内して頂きました。

「休日は火鉢に火を入れて、遊んでいます。」

とても生活を楽しんでおられるようで、私も嬉しくなりました。

帰り際も「もう少しゆっくりしていかれますか・・?」とお声をかけて頂きました。

よきお客様やよき仕事仲間に恵まれ・・・感謝感謝です。

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