大根

歴史

紅葉 たかた荘
 晩秋の晴天でとても気持ちの良い一日でした。市内某所で会合があり隣接の公園の桜の紅葉がとても綺麗な為、カメラを構えました。春の良き日も良いですが晩秋の暖かい日ざしに包まれた昼下がりもいいものです。紅葉にはキース・ジャレットの「ウィーン・コンサート」がとてもよく似合います。

 その後関連会社で川沿いの農地で砂利採取をしているため掘削地に立ち寄りました。現場へ向かいますと、旧知の83歳のお婆さんが畑におられました。小学校時代の私の家の前にお住まいの方です。先代は夕食後そのお宅に遊びに行っていたのを覚えています。海水浴も一緒に行った記憶があります。それくらいご近所が仲の良い時代でした。

 「久しぶりやなぁ。畑は忙しいて仲々これんでなぁ。昨日は近所の仲良しの4人でタクシーでニコニコ(介護施設)へ行ってお好み焼きを食べてきた・・。その前の日は研修会(お花を教えておられる!)やったし忙しいでなぁ・・。近所の4人は上は90歳超えて下は70歳代やけど毎年旅行して近所で30何年仲良うにやってきた・・。日本中行かんとこないくらいや。自転車で来て危ないって・・??車が私を危ないと思て避けるくれる・・。(笑)大根もって帰るか・・?」

 ということで、大根や蕪を頂いてきました。いつもニコニコとお話し頂き元気の素を頂けます。川北 大根西部開発

ペシャワールの会

ブログ

 過日幼稚園時代からの幼馴染と食事をしました。現在は四国の山中で国の機関の派遣の土木技術者として勤務しております。

 彼の話の中で「スマトラ沖の津波被害やパキスタンの地震被害に赤十字を通じて義捐金を送った。ペシャワールの会にも・・・。」との事でした。

 パキスタンの北西辺境州やアフガニスタンで現地の医療(1病院4診療所年間16万人に診療)や井戸の確保・灌漑用水の建設に活躍される中村哲医師の姿はマスコミ等であまりに有名です。テレビのインタビューの中で活動中に銃剣を突きつけられたりあらゆる困難に遭遇される中で

「日本男児としてこれしきのことで・・・。」という氏の古風な言葉が印象に残っています。

 以前に僅かばかり送らせていただき会報や会費の振込用紙が送られてきました。次には送らずじまいで数年間私の鞄の中に封筒と共にボロボロになって入っていました。幼馴染の言葉でやっとその用紙が日の目を見ました。

「May the force be with you・・! 」(力があなたと共にありますように・・)

「」の言葉:映画「スター・ウオーズ」の中で出てくる言葉です。
ペシャワールの会:http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

 

自然

 虹 
 先週と今週で4ヶ所の地鎮祭と1軒の上棟式1軒の着工式がありました。マンション・工場・住宅と全てお客様と共に神事を行い工事の無事と安寧を祈りました。
 
 舞鶴の工場の地鎮祭では早朝よりの設営中、晩秋特有の雨模様でしたが、晴れ間がのぞき虹がかかりました。お客様と工事の「吉兆」と思いカメラを構えました。同敷地内での4回目の地鎮祭であり多くのなじみとならして頂いた幹部の方々と共に神事を執り行いました。機嫌良く式典も終わり皆様の晴れ晴れとした笑顔が印象的でした。

 我々の仕事では要所要所で神事があり丁寧に祈ることを心がけております。

 綾部の地鎮祭ではT神社の神職様から私どもの担当者にご丁寧なお便りが届きました。
「・・あちこち地鎮祭を挙行させて頂きましたが、御社ほど行き届いた打ち合わせや、社長様以下全員でてきぱきと準備されたところはありません。おかげで、爽やかに早くとこしずめのお祭りができ、私のほうも感謝しております。何事も気持ちよくできることは発展の秘訣であります。若々しい雰囲気のみなぎる御社のご発展をお祈りし、あらためて御礼申し上げます。」

 深く感謝致します。

 

 

 

 

バラ

自然

 バラ
 昨日は日柄も良く地鎮祭が2ヶ所でありました。綾部で立て続けのため早朝に会社を出ました。

 行きがけ会社のご近所のTさんの工場の横にバラが朝日を浴びてとても綺麗に咲いていました。Tさんは気さくな方でご近所であるため存じ上げておりました。ある時、マンションの工事を隣同士でするために「駐車場が不足するかもしれない。」ということで空き地をお持ちのTさんを訪ねました。

 「空いとるで使ったらいいで・・・。地代・・・?いらんいらん・・。つかいなつかいな・・・。近所の医院の看護婦さんにも使ってもらっている。僕が剣菱(お酒の銘柄)好きなんしっとってやで盆暮れにお母さんからや看護婦さんからも剣菱が届きます。お陰で剣菱が沢山あります・・・。(笑)」

 そのお言葉にビックリしました。結果的にお借りしなくても良くなりましたが、そうおっしゃって頂いた言葉がいつまでも心に残っています。

 美しいバラもTさんの心のように思いました。

 
 

一輪差し

芸術

済州島
 先日の日曜日に幼なじみの友人の奥さんのおつとめの店で一輪差しとぐい飲みを求めました。色彩の楽しい器です。小物は割合旅に出て土産物店や売店で購入します。

 済州島で買った土器の人形・ジャカルタの空港で買った亀の置物・鹿児島空港で買った薩摩切り子の花瓶・人に頂いた立杭のぐい飲み・・・。

 お客様に先代から骨董を集めて楽しんでおられる方がおられます。掛け軸や茶器・火鉢・重箱等興味深い品々が沢山あります。長いおつきあいで10月頃にお伺いすると掛け軸を虫干しされております。

「去年より寂しいぞな秋の夕暮れ」夜半翁(芭蕉)
「山見れば峰雪しろしさかん春べをいつとかるらん」宣長
「海と山ばかりみる旅や野撫子」宗祇
「目にさわるものはなし須磨の月」池大雅

 一緒に軸を読んでいただきながら説明していただくのが毎年の私の楽しみです。
当代一流の狂歌師蜀山人の絵と句に「天才か・・」と感銘を受けたこともありました。

「米田さん、近代的な建物の中に一つ骨董や伝統的な品を置くことにより建物がしまりますよ・・。」とその方からお話ししていただいたことがあります。

 舞鶴に工場を何度もご発注頂くお得意先があります。先に事務所を竣工されました。出自が道東(北海道東部)のお会社で専務様が入り口の明かり取りの窓に「はまなす」のステンドグラスを入れられました。

 それを見て「!」と思いました。その感性の豊かさに「すごいなあ・・。」と思いました。(拍手!)

一輪差し