明けまして おめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
(photographed by Akiko Morita)
年末は学生時代の友人に出会ったり、新年は家内の実家に行ったりして過ごしました。
新年のお墓参りは天候も良く気持ちの良いものでした。
昨日は孫と甥っ子とハチ北高原にスキーに行ってきました。
バーンの状態も上々でした。
お正月のやるべき事では年賀状が楽になりました。
社内間の虚礼廃止でやり取りがなくなった為です。
(・・・それでも送っていただく方があります)
年賀状でやり取りがあるのは個人的なお付き合い、弊社を退社された元社員の方々が多いです。
年配者の方は「今年限りで年賀状を欠礼します」がちらほら来るようになりました。
弊社を退社した元社員の方から頂く年賀状も情感たっぷりでとても味わい深いです。
今年は元号も変わり皇室の御慶事、ラクビーのW杯も日本で秋に開催され、オリンピックイヤーの前年で何かとお祝い事が多いです。
皆様にとり良い年になりますことをお祈りいたします。
・・・晦日(つごもり)の夜、いたう闇(くら)きに、松どもともして、夜半(よなか)過ぐるまで、人の、門叩き、走りありきて、何事にかあらん、ことことしくのゝしりて、足を空(そら)に惑ふが、暁がたより、さすがに音なくなりぬるこそ、年の名残(なごり)も心ぼそけれ。亡き人のくる夜とて魂(たま)祭るわざは、このごろ都にはなきを、東(あづま)のかたには、なほする事にてありしこそ、あはれなりしか。
かくて明けゆく空のけしき、昨日に変りたりとは見えねど、ひきかへめづらしき心地ぞする。大路(おほち)のさま、松立てわたして、はなやかにうれしげなるこそ、またあはれなれ・・
(徒然草 第十九段 吉田兼好)