先日三田市で上棟式がありました。
長年お世話になっている薬品会社様でした。
建屋ではかれこれ5棟目の上棟になります。
社長様と女性の方がおみえになりました。
上棟式後、現場事務所で事務的なやり取りがありました。
その折に、社長様から弊社の営業担当のO部長に
「Oさん、・・・ことわりを言っておかなあかんのですけど、(現場担当の)M君を拉致というか、お連れして食事に言ってこようかと思います。
M君の人柄といい、仕事ぶりといい会社で凄く人気があります。勿論O部長にもお誘いしたらええんですけど、M君が気い使われたらあかんのでM君だけにさせていただきます・・・。」
とお話があったそうです。
その夜、会社で住宅の着工式がありました。
市内で親世帯と同じ敷地に既存建物を取り壊して新築をさせていただきます。
ご夫婦、中学生の娘さん、小学校高学年の息子さんがおみえになりました。
息子さんは弊社の社員夫婦の息子さんとサッカーで同じチームだそうです。
ご主人奥様ともとても穏やかな方で、子供さんもとても子供らしい雰囲気のとても良いご家庭でした。
着工式後、住宅部のO課長より工事図面の説明がありました。
図面を説明しだすと息子さん娘さんも身を乗り出して聞いて頂きました。
「このキッチンカウンターは○○君が幅を決めてくれたんやなぁ。」
「・・うん。僕が決めた。」
工程表も説明しました。
「・・地鎮祭って何?」(息子さん)
「地鎮祭はですね・・・、工事をする時に地の神様に・・・。」(米田)
服装は「スーツ」と書いてあったために
「僕、スーツ持ってへん。。」
「大丈夫です。今の格好ぐらいで・・・。」
「玉串奉奠は玉串を神様に・・・・、2礼2拍手一礼で・・・、神社行かれたら拍手打たれるでしょう・・・。」
・・・起って2礼2拍手1礼を彼がしてくれる。
「サッカーでお参りしたときにやった。」(微笑)
お母様から
「息子はOさんの大ファンで、打ち合わせでOさんに会うと言うと必ず付いてきます。」(笑)
「O課長・・・・、幸せ感いっぱいやね・・。これだけ皆さんに(工事説明を)聞いて頂いて・・・。」(米田)
ほのぼのと夜はふけていきました。
M君やO君にとって本当の意味での「仕事の報酬」やなぁと感じました。
感謝。感謝です。