さくらの開花が待たれるようになりました。
大学1年生の次男が、自転車で九州を廻り、帰路自宅にしばし立ち寄り、あっという間に東京に帰りました。
「やることやまほどあるわ。」
「九州を横に行って、縦に一往復したわ。
前プラ(プレラン)はフェリーで2昼夜で門司港に上陸して、別府~博多~唐津~伊万里~長崎~天草~鹿児島のコースや。もちろん一人や。東京の有明埠頭にはアパートから自転車で行ったわ。2等船室が最悪で・・・、エンジンの振動が・・・。帰りはクラブの合宿で鹿児島~博多や。」
「雨・雨・雨・突風・雪・・・で晴れた日は20数日間で、数えるほどやったわ。
地元のお爺さんも、『これだけ天候が悪いんは、数十年で2回目。』やそうや。
雨が酷いため、バス停でも寝たわ。・・朝、新聞配達が新聞預けに来て、よう寝れへんかったけどなぁ。
国道△△号線は大嫌いや・・。『意味のない上がり下りが、俺は一番嫌いや。』山単位で上がり下りが延々と続くんや・・・。
・・・・
○○国民休暇村(長崎県)では・・・。・・・当日は酷い風と雨でなぁ・・。真正面から雨が吹きつけるんや。眼鏡の前が全然みえない状態で・・・、100均でサンバイザーを買って、雨よけにしたわ。
到着の時間がすっかり過ぎて、視界5mぐらいのガスの中の山道を直登したわ。
・・・疲労も極限で、真っ暗で何かに化かされてるような感じで・・・。
・・・極力携帯電話は使わんのんや。いざ言うときに、GPSで自分の位置を知るのにつかうんや。
・・・キャンプ場にようよう着いたら、ガスで何処に管理棟があるのかわからんのんや。場違いな音楽が流れていて、やっと分かったわ。
管理人さんが、親切で、雨の中、キャンプ場でテントに泊まるべきところを、管理棟の踊り場で寝かしてくれたんや。シャワーからあがると、カレーを作って食べさせてくれたんや。
『お礼に皿洗いをします。』言ったら、『厨房は入らんといてくれ。』いわれたんや。
なんか・・・、こだわりあるんやろなぁ。
しばし話し込んで、朝が早いんで眠くなり、お礼を言って、管理人さんと愛犬の写真をとらせてもろたんや・・・。
これがその写真や・・・。」