諸々

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昨日京都への電車の車中で「歓喜する円空」(梅原猛著)を読んでました。

発願し生涯12万体もの異形の木仏や神像を掘った謎の人物円空。白山信仰の修験者で、中部・畿内を中心に北海道まで木仏が残っています。

その木仏は全て柔和な笑みをたたえているそうです。

40頁にわたる木仏の所在地の地図と木仏の写真を眺めるだけで、興味深いです。

「神仏習合」。正月は神様に参り、仏事は仏様を頼りにする、日本独特の思想。

神仏習合は役行者(えんのぎょうじゃ)に始まりるが、泰澄の白山信仰により一層強まり、行基の八幡信仰により国教となり、空海の真言密教によりほぼ完全に仏教に取り入れられました。修験道は中世(鎌倉・室町時代)に全盛を極めます。

円空はその延長線上に行者として、仏師として現れます・・・・。

「飛州志」(1803)に言う。

「本土ニ於テ、高岳ノ岩窟、或ハ山中ノ寺社ノ深林等ニ多ク木仏アリ。円空ト云僧ノ作ル処也。・・・・薙刀一柄ヲ携ヘ、常ニ仏像ヲ作リ、即其地ニ収メ捨ヌ。仍テ空ガ来由ヲ尋問フニ、敢テ答ヘズ。我山岳ニ居テ多年仏像ヲ作リ、其地紳ヲ供養スルノミ。・・」

(飛騨の高い山の洞窟や山中の寺社の深林などに多くの円空作の仏像がある。・・・円空は薙刀一本を携えて仏像を作り、其の地に収めたが、どこから来たかを問われても答えない。ただ地神を供養するためにこの地に来たとのみ語る。・・)

 

現在はリタイアされ大阪の阪急線沿線のご自宅におられるAさん。

仕事上で大変お世話になりました。

今も年に何回か大阪でお昼をご一緒します。

最近の口癖は

「もう何も思い残すことはないよ・・・。」(微笑)
 

現役時代、梅原猛氏の著書に熱中された時期があるそうです。

そのせいか、社寺や仏閣にとても詳しいです。

全国を歩かれたAさんが、リタイヤ后関西に居を構えられたのも、関西に社寺仏閣が多いという理由もあります。
 

ねがはくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃   
                                       西行  (南河内 広川寺)
 

の歌を教えて頂いたのもAさんでした。
 

Aさんから借りたままになっている梅原猛著作集も本棚で積んだままになっています。


 
 

お盆に青木建設時代(東京S55~S58)の亀岡在住の同級生に会っていました。

ご夫婦3男1女と共に中華料理店で次男さんの就職内定祝いも兼ねてお昼に食事しました。

子供さん達が小さい頃に一緒に美山町にキャンプに行ったり、お宅に息子を連れて泊まりに行ったり、家族ぐるみでつきあいました。

我が家の次男がお兄ちゃん達に「かずどんかずどん・・・。」と呼ばれ遊んで貰いました。

お宅のトイレの便器におでこをぶつけて瘤が出来たのを覚えています。
 

次男さんは某宗教法人の財団に内定しました。

「僧籍に入っても良いか?」と問われているそうです。

私は彼に「『梅原猛の授業 仏教』を読んでおいた方がいいよ。」と言いました。

よく考えると、彼が通った中学校で梅原猛氏が実際に本にある授業を行ったのでした。
 

子供達の成長を喜びながら、親父と紹興酒の杯を機嫌良く重ねました。

酔眼で眺めますと、ダムの土木技術者でありルンバやチャチャチャなどのラテンダンス!を趣味とする親父の頭は剃ってあり、お坊さんのようでありました。(笑)

日当もらわなあかんね・・。

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週末に市内で貸家の見学会がありました。

お城のたもとという、絶好のロケーションです。

世が世であれば、お城勤めの旗本さまや上士さまには絶好の場所ですね。(笑)

お陰様で入居者はお侍さんではありませんが、既に決まっています。

23坪の土地に延べ床面積22坪の住宅と価格も手ごろでコンパクトにまとまりました。

お馬、・・・いえ車も2台駐まります。

実は隣の駐車場はお向かいの司法書士さんの事務所の駐車場です。

「どうぞ使って下さい。かえって無断駐車が無くなるので・・。」と気軽に言って頂き、街中でとても助かりました。

本当に有り難うございました。
 

柏原の分譲地でも、お盆前に草刈りに行きますと、既に草が刈ってありました。

調べますと、分譲地を買って頂いた方の2軒のご主人が、自分たちで刈って頂いていました。

1軒のご主人は、仕事で取引のある方で、お礼の電話をかけると

日当もらわなあかんね・・・。」(笑)

とのことでした。
 

多くの方に助けて頂き感謝感謝です。

こんこんと・・・。

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現場への道すがら、用水路を水がこんこんと流れていく。

水中花??

黒トンボも涼しそう・・。
 

    こんこんと 水は流れて 花菖蒲 
                          臼田亜浪

本荘街道

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大学1年生の次男から家内へのメール。

「足が痛い・・・。整形外科か外科かどっちに行ったらいい?」

「東北はなんで雨が多いんや!」

みちのくを自転車で北上中。

福島~青森。先輩と下見ランを入れてかれこれ10日。

その後、単身北海道に渡るらしい・・。

テント、寝袋、包丁、ザル、まな板、大鍋・・・と重装備を手分けして積んで走るらしい。

輪行袋(自転車入れ)なるものやタイヤ?が、旅先より家に送りつけられる。

・・・地図を追うと「本荘街道」とありました。

弊社には現在の秋田県の由利本荘市(本荘市と由利郡)から多くの作業員の方に冬期間出稼ぎを30年間以上お世話になりました。

私が秋田に行き、東由利町の「赤坂」(とても鄙びている)という料理屋に米田組に出稼ぎに来られた方を集めると、30人あまり集まられた事がありました。親子二代という方もありました。

出稼ぎの方の息子さんの大きな結婚式に呼ばれたこともあります。

与三郎さん富雄さん遠藤さん大日向のあに小松のおっかぁ・・みんなどうしてるんかなぁ・・。。

飲んで話すと、・・・秋田弁で言ってる意味が全然分からない・・・。


(秋田県人会勇姿) 

・・・愚息に、東由利の秋田県人会にお世話になった旨をメールした米田でありました。

残暑厳しき折・・・。

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天候不順から一転、寝苦しい夜が続きます。
 

朝一番に新聞を取りに、玄関を開けて外に出るときがとても気持ちが良いです。

爽やかな清涼の気を浴びるような気がします。

新たな一日が始まります。
 

犬の散歩の途中に、セミの鳴き声や鳥のさえずりを聞くのも夏ならでわです。

軽く食事をし、自転車で会社に向かいます。

朝の掃除の後に、汗で濡れた作業着を車庫に干します。

取り入れるときに、カラカラに乾いてふっくらして気持ちがよい事に最近気づきました。


 

自分の畑で採れたり、人に頂いたゴーヤやキュウリを毎食毎食毎食!・・・美味しく食べ続けるのも夏ならではですね。(笑)