のんびりと・・。

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連休に留守番をしていました。朝、ひとり起きてきますと、庭に薔薇が咲き出していました。とても可憐です。

お隣へ蔓が延びていくので、たまに、刈ってやらねばなりません。

その横には、勝手に生えてきた、蕗があります。時たま、食卓に湯がかれて上がります。

「新鮮やなぁ~。」

「5時まで生えてました。」(笑)

とか何とか行って食べています。

奥のほうには香草のローズマリーや山椒も生えています。これも我が家の食材の一部です。

一人、のんびりと庭を 眺めていました。静かな時間もいいですね。

八十八夜・・♪

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「八十八夜」とは立春から数えて、88日目だそうです。毎年5月2日頃だそうです。

山城屋茶舗さんに行って、お茶を包んで頂いて、リフォームと住宅のお客様をまわってきました。今月は11軒訪問先があります。山城屋茶舗さんも以前に、大規模なリフォームをお世話になっております。

山城屋茶舗さんの店内の将棋に座って待っておりますと、とても雰囲気があり、お茶独特の香ばしい香りが漂ってきて、気持ちが良いです。

包装紙のデザインがとても素敵なので、写真を撮ってみました。

車で福知山・綾部市内を廻りますと、新緑のとても目に鮮やかな景色でした。

何回もお世話になっているお客様が多く、お家にも見覚えがありました。

「○淵さんの人柄が良くて、頼んでいます。」

よいチームが出来ましたね。みんな楽しそうに仕事をしとられました。」

「今のところ不具合はありません。下請けの○下さんの土間押さえは天下一品ですね。

皆さんの笑顔に、感謝・感謝の米田でありました。

茶摘み


夏も近づく八十八夜、
野にも山にも若葉が茂る。
あれに見えるは茶摘ぢやないか。
あかねだすきに菅の笠。

日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ。
摘めよ、摘め摘め、摘まねばならぬ、
摘まにや日本の茶にならぬ。

文部省唱歌)

爽やか・・。

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出勤しますと弊社のホームページの「お問い合わせフォーム」にメールを頂いておりました。

「今日(28日)の14時30分頃、法務局前の交差点で信号待ちしてた際、ノックされ『給油キャップが開いてますよ』と閉めようと車から降りようとしたら『私が閉めときます』と。驚いたのと、信号が青になり手を上げただけのお礼となりました。
バックミラ-で社名を見ると御社の車でした。
中々できないことで、御社の社風か教育の良さかなと感心いたしました。
名前は存じませんが、『ありがとうございました』とお伝えください。」

とても爽やかな気持ちで読ませて頂きました。

○○さま、本当に有り難うございました。

(photograph by Akiko)

根性☆

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 帰社しますと、机の上に書き置きが・・・。

「Mさんがお礼にご来社されました。」

お風呂とバリアフリーのリフォーム工事をお世話になったMさんにお電話しました。

「米田さん、本当にお世話のなって有り難うございました。だんだん立派になっていかれる米田組さんをみていました。今回仕事をして貰ってその根性をよく見せて貰いました。小林君を先頭に良い職員の方ばかりで感心しました。本当によい職員を掴んでおられます・・・。」

・・・

過日、会社に戻りますと、霧雨けぶる中から、紺色のポンチョを着て自転車で車庫に入ってこられる方がありました。帽子も被っていられ、後ろ姿はフランスの警官のように見えました。近所にお住まいの旧知のMさんでした。現役時代は長年公職に就いておられました。

「社長・・、良いところで出会いました。家を・・・の理由でリフォームせなせなあかんようになってね。うちのお向かいのSさんところも、何回かリフォームされましたやろ。」

・・・担当者も入り打ち合わせし、その後、しばし雑談・・・。

「あの時は、○○さんが・・・。・・・・○○さんが・・・。」

盛んに盟友の○○さんのファーストネームが出てきます。

お二人とも御歳80何歳です。

・・・お話を伺い、一点の曇りもなく信頼する盟友を「○○さん・・○○さん」と、名前を呼ばれるのは、とても素敵やなぁ・・・と感じ入りました。きっと、味わいのある人生を歩んでこられたんやろなぁ。と、思いました。

いつもいつも自転車で移動されるので、

「Mさん、ずーっと自転車ですけど、自動車は乗られないんですか?」

とお聞きしますと、

「昔、皆で運転免許とろかいうて、申し込んだんやけど、私・・・これやりますやろ・・・。(杯を挙げるしぐさ)・・・運転してこうなってしまうので(つかまるしぐさ)・・・、とらんかったんですわ。」(微笑)

ポンチョを着られて、雨中も慣れた感じで、勢いよく帰って行かれました。

感謝・感謝・・・です。

雨上がり

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週末は2泊で東京に行っていました。仕事を2ヶ所ほどすませ、雨の中、千葉県にある某大学医学部付属病院に入院している知人の経営者を見舞いました。

久方ぶりに出会う彼は、手術も終わり、顔色も良く元気そうでした。病院の中で、かんしゃく!をおこして、病院のスタッフをしかったとのことでした。

「手術でかんしゃくの虫もとってもらわんかったでなぁ。」(笑) 

その夜、今年某電機メーカーに入社した長男と知人のFさんにお目にかかりました。Fさんは大手鉄鋼メーカーの営業部長で退職され、今もご活躍中です。Fさんが京都での学生時代、家内の実家と縁がありました。小学校低学年の家内が学生服姿のFさんと京都の植物園で写真に写っています。爾来40年余り家族ぐるみのお付き合いです。

陶芸家の次男さんが、西伊豆で広大な敷地に上り窯を建設中です。

「米田くん、稼いだ金を全部息子の上り窯に投じるのは、最高の道楽やで・・。」(笑)

(酒を両手でつげだの、燗を頼めだの・・・と愚息にサインを出すのに忙しい米田・・)

「最近は自転車で図書館に行くんだよ。・・・こんな景気なんで、『国富論』(アダムスミス)を読んでみたよ。あっそうそう・・・、この本は無茶苦茶面白いよ。『武士の家計簿 ?「加賀藩御算用者」の幕末維新 』(磯田 道史)。」

「でも、米田くん。図書館の本は問題があるんだよ・・・。」

「??」

「・・・・・皆で読むから、本が汚れて汚いんだよ。」(呵々大笑)

・・・談風論発・・、土砂降りの雨の中、両国の夜はふけていきました。

帰り際、息子から、初給料で私の母と我々夫婦にプレゼントを貰いました。

母にはハンケチ、我々にはシングルモルトのスコッチウィスキーでした。

「飲み口が芳醇で味わうと甘み?が出て来る・・。樽の香りが・・・。一晩で飲むなよ。。

社会人になって、唯一出来ることが、酒の味が分かること・・?喜んで良いのやら、悲しんで良いのやら・・・。(笑)

日本経済新聞連載中の小説「甘苦上海(がんくうしゃんはい)」の女性主人公紅子が、勝負の時に呑むウィスキーだそうです。