距離感。

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週末に「太陽光祭り」をクリナップ様のショールームをお借りして行いました。

お陰様で、来場プレゼントのラーメンや乾麺を何回も買い増す程、多くの方々にご来場頂きました。
 

リフォームのOBさんの初老のご婦人とご友人がご来場され接客しました。

OBさんはとても気さくな明るい方でした。ご友人も美しい品のいい方でニコニコとされていました。

「私は米田組の池淵さんに、アパートのリフォームをお世話になっているんですよ。池淵さんは感じのいい方ですね。私の処は2世代住宅で・・・・。」

「説明させて頂きますので、お掛け下さい。」

「なんか・・・、先生と生徒みたいやね・・・。」

「ハイ。しっかり聞いて貰わんかったり、行儀が悪かったら注意しますからね。」(笑)

あはは・・!!

・・・

「この人とは、一緒に旅行に行ったり、お出かけするんですよ・・・。一人住まいやから、ガスやなしに電気温水器にして貰ったら、良いと思うんですよ。いつも心配していたんですよ。・・・友人でも余り立ち入ったらいかんし・・・。・・・距離感が大事やし・・・。」

・・・・

帰り際に、

「お金かけてもいかんし、一番小さい奴にしてあげて下さいね。」

 
・・・お聞きして、「なんともいいなぁ・・・。」と思いました。
 

秋風

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出勤しますと、不動産部のAさんが、菊の花を沢山会社に持ってこられてました。

秋風と共に、昨夜次男が小樽から帰ってきました。

8月5日にサイクリングクラブの先輩達8人と福島を出発し、磐梯、蔵王、酒田、鳥海山、盛岡、八幡平、十和田湖を経て青森着。その後、単身で函館、大沼、洞爺湖、夕張、岩見沢を経て札幌着。

かれこれ一月近くの旅でありました。

自転車を車に乗せ、舞鶴港から福知山まで連れて帰りました。

プ~~ン!!

身体の臭いこと臭いこと・・・・。。(苦)

4日ばかり風呂はいってへんし・・。

俺等修行僧みたいなもんや・・・。菩薩やで・・・?峠をどんだけ越えたか・・・。雨はばんばん降るし・・・。ルートに観光地が全然入ってへんので、なんのために走っているんかわからんようになるわ・・。寝るのはテントや・・、街ではマンキツ(漫画喫茶)やネカフェ(ネットカフェ)も泊まるけどな・・。」

「夕方6時頃に寝て、2時起床4時出発や・・・。お日様通りや。身体が慣れてしもて眠いわ・・。」

「昼は朝余分に炊いたご飯に梅干しいれて携行して、コンビニでレトルトカレーを買うんや。基本的にあれはあっためんでも食べれるし・・。97円で済むわ。食べるんだけが楽しみや・・・。梅干しって効果あるんかなぁ・・。」

「一人になってから、・・・未熟さもあるけど・・・、パンク修理で手間取るし・・・、地図を読み違えて・・。」

「あ~~、蒲団で寝れるん・・・嬉しいわ。」

高校時代に比べ、少し饒舌になった息子の話を聞く秋の夜長でありました。

諸々

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昨日京都への電車の車中で「歓喜する円空」(梅原猛著)を読んでました。

発願し生涯12万体もの異形の木仏や神像を掘った謎の人物円空。白山信仰の修験者で、中部・畿内を中心に北海道まで木仏が残っています。

その木仏は全て柔和な笑みをたたえているそうです。

40頁にわたる木仏の所在地の地図と木仏の写真を眺めるだけで、興味深いです。

「神仏習合」。正月は神様に参り、仏事は仏様を頼りにする、日本独特の思想。

神仏習合は役行者(えんのぎょうじゃ)に始まりるが、泰澄の白山信仰により一層強まり、行基の八幡信仰により国教となり、空海の真言密教によりほぼ完全に仏教に取り入れられました。修験道は中世(鎌倉・室町時代)に全盛を極めます。

円空はその延長線上に行者として、仏師として現れます・・・・。

「飛州志」(1803)に言う。

「本土ニ於テ、高岳ノ岩窟、或ハ山中ノ寺社ノ深林等ニ多ク木仏アリ。円空ト云僧ノ作ル処也。・・・・薙刀一柄ヲ携ヘ、常ニ仏像ヲ作リ、即其地ニ収メ捨ヌ。仍テ空ガ来由ヲ尋問フニ、敢テ答ヘズ。我山岳ニ居テ多年仏像ヲ作リ、其地紳ヲ供養スルノミ。・・」

(飛騨の高い山の洞窟や山中の寺社の深林などに多くの円空作の仏像がある。・・・円空は薙刀一本を携えて仏像を作り、其の地に収めたが、どこから来たかを問われても答えない。ただ地神を供養するためにこの地に来たとのみ語る。・・)

 

現在はリタイアされ大阪の阪急線沿線のご自宅におられるAさん。

仕事上で大変お世話になりました。

今も年に何回か大阪でお昼をご一緒します。

最近の口癖は

「もう何も思い残すことはないよ・・・。」(微笑)
 

現役時代、梅原猛氏の著書に熱中された時期があるそうです。

そのせいか、社寺や仏閣にとても詳しいです。

全国を歩かれたAさんが、リタイヤ后関西に居を構えられたのも、関西に社寺仏閣が多いという理由もあります。
 

ねがはくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃   
                                       西行  (南河内 広川寺)
 

の歌を教えて頂いたのもAさんでした。
 

Aさんから借りたままになっている梅原猛著作集も本棚で積んだままになっています。


 
 

お盆に青木建設時代(東京S55~S58)の亀岡在住の同級生に会っていました。

ご夫婦3男1女と共に中華料理店で次男さんの就職内定祝いも兼ねてお昼に食事しました。

子供さん達が小さい頃に一緒に美山町にキャンプに行ったり、お宅に息子を連れて泊まりに行ったり、家族ぐるみでつきあいました。

我が家の次男がお兄ちゃん達に「かずどんかずどん・・・。」と呼ばれ遊んで貰いました。

お宅のトイレの便器におでこをぶつけて瘤が出来たのを覚えています。
 

次男さんは某宗教法人の財団に内定しました。

「僧籍に入っても良いか?」と問われているそうです。

私は彼に「『梅原猛の授業 仏教』を読んでおいた方がいいよ。」と言いました。

よく考えると、彼が通った中学校で梅原猛氏が実際に本にある授業を行ったのでした。
 

子供達の成長を喜びながら、親父と紹興酒の杯を機嫌良く重ねました。

酔眼で眺めますと、ダムの土木技術者でありルンバやチャチャチャなどのラテンダンス!を趣味とする親父の頭は剃ってあり、お坊さんのようでありました。(笑)

日当もらわなあかんね・・。

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週末に市内で貸家の見学会がありました。

お城のたもとという、絶好のロケーションです。

世が世であれば、お城勤めの旗本さまや上士さまには絶好の場所ですね。(笑)

お陰様で入居者はお侍さんではありませんが、既に決まっています。

23坪の土地に延べ床面積22坪の住宅と価格も手ごろでコンパクトにまとまりました。

お馬、・・・いえ車も2台駐まります。

実は隣の駐車場はお向かいの司法書士さんの事務所の駐車場です。

「どうぞ使って下さい。かえって無断駐車が無くなるので・・。」と気軽に言って頂き、街中でとても助かりました。

本当に有り難うございました。
 

柏原の分譲地でも、お盆前に草刈りに行きますと、既に草が刈ってありました。

調べますと、分譲地を買って頂いた方の2軒のご主人が、自分たちで刈って頂いていました。

1軒のご主人は、仕事で取引のある方で、お礼の電話をかけると

日当もらわなあかんね・・・。」(笑)

とのことでした。
 

多くの方に助けて頂き感謝感謝です。

こんこんと・・・。

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現場への道すがら、用水路を水がこんこんと流れていく。

水中花??

黒トンボも涼しそう・・。
 

    こんこんと 水は流れて 花菖蒲 
                          臼田亜浪