連休初日、天王寺まで歌川国芳展を見に出かけました。
自由な着想で、奔放な才能が役者絵や風景画・動物画などにいかんなく発揮されていました。
その後新世界をぶらぶらと散策。
行列の出来ているたこ焼きやさんでたこ焼きを買い街頭の階段に座り食べました。
さすが「くいだおれの街大阪」。
行列も見掛け倒しではありませんでしたw
串カツ屋さんが多くあり、すべての看板に
「ソース二度つけお断り!」と書いてあり斯界の当面の悩み?が感じられました。
街頭でのホルモン焼きやさんでは外人さんが
「なんの肉?」と多分英語で聞いてました。
串刺しのホルモンを焼いていた親父が
「・・・・??バッファロー・・・?」
と答えて周りから
「違うやろ・・・!!」
とたしなめられていました(笑)
その後、東大阪の司馬遼太郎記念館へ。
6万冊の蔵書のうち2万冊あまりが展示されていました。
建物は安藤忠雄さんの設計です。
20代から随分と司馬遼太郎さんの本を読みました。
「梟の城」あたりから読み始めたと思います。おもいつくままに・・・「坂の上の雲」「竜馬が行く」「翔ぶが如く」「菜の花の沖」「国盗り物語」「世に棲む日々」「項羽と劉邦」「樅の木は残った」「覇王の家」・・・。
そうそう・・・、当時新聞で連載された「アメリカ素描」も心に残りました。
「街道をゆく」シリーズも沢山読みました。
「南蛮のみち」「中国・江南のみち」「中国・ビン(門/虫)のみち」「中国・蜀と雲南のみち」「台湾紀行」「愛蘭土紀行」・・・。
司馬史観と称される司馬さんの目を通した歴史や、「日本人とは?」という司馬さんの問いかけを少しながら感じることができました。
いつも読みながら司馬さんの人を見る目の暖かさを感じていました。
帰りに絵はがきをいくばくか求め、のんびりと帰ってきました。