思いをめぐらせて・・・・。

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フクシマ原発の報道に毎日接しています。
 
 
 

・・・30%は原子力発電に依存・・・
 
 
 
 
・・・いろいろと思いをめぐらせます・・・。 
 
 
 

・・・ふと思い米田組の電力データを見てみました。

温暖化防止で自社の電力使用量のデータをとっています。

2006年年間電気使用量109,683kwh→2010年年間電気使用量64,163kwh(41.5%の削減)。

注意すれば無理なく30%位の削減は可能と思われます。

原子力だけに頼らず多様なエネルギー源に分散すべきかなと思います。オープンな議論で国民的合意を形成し良き方向へ向けばと思います。
 
 

弊社のやったこと

①社員のエレベーター使用の自粛
②無駄なコピーの削減。(コピー機自体の削減)
③太陽光パネルの設置(2010年)

関連会社西部開発のやったこと(砂利選別プラント)

①基本料金がデマンド方式のため、最大電力が上がると基本料が1年間上がってしまう。一定以上の負荷がかかると、警報ランプが点滅しプラント停止するようにした。 
 

・・・これは「温暖化防止よりも経済的負担に耐えかねて」・・・ですが。。
 
 

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一期一会

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会社へ帰りますと、机の上に置き手紙と銀杏が。

三和町の○原で舗装工事をしているN君が地元の方より、米田宛に銀杏を言づけられたとのこと。

銀杏の袋には御名前が書いてありました。
 
 
以前に舞鶴の短期免停講習(あ~恥ずかしい・・・。。)で隣に座られたKさんでした。(Kさんごめんなさい。)

初老のとても穏やかな方で、講習の合間に親しくお話ししました。

・・・過疎地故、近所の免許のない年配者を病院や買い物に送り迎えされるとか・・・

当日は運転が出来ないために、私を舞鶴のM産業さんの現場のT君が行き帰りに乗せていってくれました。

同じ方向故、帰りに三和町のご自宅までKさんをT君とお送りしました。

その後、ご丁寧にも野菜などやお手紙を頂きました。
 

思いかけず、御名前を拝見し顔がほころびました。

感謝。
 
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淡雪

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春とはいえ、淡雪降りしきる夜、送別の宴が開かれました。

○淵課長の挨拶。

「・・・芦○さんは第二の人生を福知山の仙人として暮らされるそうです・・・(笑)」

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仙人になる予定?・・・の芦○さんの挨拶。

「建築よりリフォーム事業部に移り10年余り・・・、お客様と直接触れ合うことにより、人間勉強をさせて頂きました・・・。『感謝』『感謝』の一言に尽きます。

和気あいあいと、皆で別れを惜しみました。

チャイム

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夕刻、家内が留守のため、自宅に立ち寄り犬を散歩に連れて行く。

快晴で、風が冷たい。

満開の梅が風になびく。
 
 

どこからともなく

「さくら さくら 野山も里も・・・♪」

のチャイムのメロディーが流れてくる。
 
 
今年の春は東北の大震災もあり思いが深い。
 
 
 
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さくらさくら

さくら さくら
野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり  

愉しみ

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最近、塩野七生さんの本に凝っています。

「ローマ人の物語」に続き「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」を愉しく読んでいます。

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海洋都市国家ヴェネツィアが、資源も何もない中、大航海時代を前に、ライバルジェノバとつばぜり合いをしながら、やがて宿敵トルコと対峙し、交易国としての覇を唱えた一千年間歴史を描いています。

ヴェネツィアの男達は、ヴェネツィアという都市国家の共同体の為に、存亡をかけて人智をを結集し、千年という長き歴史を刻みました。

アドリア海に海の高速道路網なるものを整備し、交易にいそしみ、いざ事あれば、軍務に就く貿易商人達。

表紙の絵について、塩野は言う。

・・・この巻で紹介するのは「手袋をもった男」という題でしか知られていないが、おそらくは三十代と思われるヴェネツィア男の肖像。肖像画家としては最高とされたテッツィアーノの作品の中でも一、二を争うと思われる傑作だが、何を仕事にしていたのだろうかと、見るたびに好奇心を刺激される作である・・・

 
 

並行して、「我が友マキャヴェッリ フィレンツェ存亡」も読み始めました。

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近代政治学の古典「君主論」の作者として有名です。

16世紀のフィレンツエ共和国に生まれ、書記官として共和国の歴代の権力者に仕え、その素顔間近に見て政治と統治の本質を思索した文筆家。

母国の存亡をかけ、第二書記官として東奔西走し、ついには書記官(日本の官房副長官くらい?)の職を四十四歳の若さで解かれる。隠遁し、「君主論」を記す。

隠遁後の友人への手紙

「・・・ここでは、日の出と共に起き、森に行く。そこでは樹を切らせているからだ。森には、二時間いる。これまでの仕事を再検討したり、作業夫たちと過ごす・・・

・・・その後で道にもどって居酒屋に行く。そこでは旅人と話す。彼らの国の新しい出来事をたずねたり、彼らの口からもたらされる情報に耳をかたむけたりする・・・

・・・そんなことをして過ごすうちに、昼食の時刻となる。家に帰り、家族と卓を囲み、この貧しい山荘とわずかな財産が許してくれる、食事をとる。

・・・食事が終わると居酒屋にもどる。・・・この連中と一緒に、わたしはその日の終わりまで、クリッカかトリッケ・トラックをしながら、ならず者になって過ごす。カードやサイコロがとび交う間というもの、一千の争いが生まれ、罵詈雑言が吐かれ、考えうるかぎりの意地悪がなされる。ほとんど毎回金を賭けているから、われわれのあげる蛮声は、サン・カシアーノの村までとどくほどだ・・・

・・・夜がくると、家にもどる。そして、書斎に入る。入る前に、泥やなにかで汚れた毎日の服を脱ぎ、官服に身に着ける。

 礼儀をわきまえた服装に身をととのえてから、古(いにしえ)の人々のいる、古(いにしえ)のと宮廷に参上する。そこでは、わたしは、彼らから親切にむかえられ、あの食物、わたしだけのための、そのために、わたしは生をうけた、食物を食すのだ。そこでのわたしは、恥ずかしがりもせずに彼らと話し、彼らの行為の理由をたずねる。彼らも人間らしさをあらわににして答えてくれる。

 四時間というもの、まったくたいくつを感じさせない。全ての苦悩は忘れ、貧乏も恐れなくなり、死への恐怖を感じなくなる。彼らの世界に、全身全霊で移り棲んでしまうからだ・・・

 ダンテの詩句ではないが、聴いたことも、考え、そしてまとめることをしないかぎり、シェンツァ(サイエンス)とはならないから、わたしも、彼らとの対話を『君主論』と題した小論文にまとめてみることにした。そこで、わたしは、できるかぎり、この主題を追求し、分析しようと試みている。

 君主国とは、なんであるのか。どのような種類があるのか。どうすれば、獲得できるのか。どうすれば保持できるのか。なぜ、失うのか・・・」

冒頭に塩野は言う。

・・・ここで、十五年来の私の疑問を披露する気になった。というのはマキャヴェッリは、飲める口であったかどうか、ということである。

 彼の著作のどこを探しても、手紙も眼を皿のようにして読んでも、酔っぱらったとか飲みすぎたとか記した箇所はないのである。

・・・母方の財産であったらしいこのセカンドハウスは、上質な酒の産地のまっただ中にある。そして、ここがもっとも疑問なところなのだが、体質的に酒をうけつけない男に、あのクールにして燃えるような文体をつくりだせるものであろうか・・・

・・・少し読んだだけで、どんどんひきこまれていきます(微笑)