社長ブログ

知事表彰

お客様

 昨日、京都のルビノ堀川にて「雇用促進改善事業所」の京都府知事表彰の栄に浴しました。京都府下で2社と言うことでした。

車中、「略礼服の方が良かったかな~?」と思いながら少々緊張して、向かいました。

知事代理であられる京都府の労働部長様から表彰状を頂きました。その後日本サッカー協会の副理事長の釜本邦茂氏(メキシコオリンピック銅メダル・得点王)の講演がありました。

前日に地元誌の夕刊に掲載されたため、反響が多く、お客様や知人からお祝いの電話を頂いたり、社員がお客様先や思わぬところで「おめでとう。」とお祝いの言葉をかけて頂きました。

本当に有り難うございました。

なにわともあれ、無事会社を継続させて頂き、また思いがけず褒めて頂くとはとても有り難いことです。多くのお客様のお陰と社員の努力の賜と思います。

また、余談ですが、帰りに頂いた日本サッカー協会のカレンダーも有り難かったです!

多謝。

ユーモア

ブログ

ゴルフ
当社で推進していますユーミーマンションの開発者のY社長が鹿児島からお見えになりました。近畿の加盟店の2社の社長(お二人とも若く魅力的です)と4人でゴルフをして近在の温泉に泊まり「ユーミーマンション」について語り合う会でした。

朝一番、ゴルフ場の食堂でコーヒーを飲んでますとY社長がお着きになりました。

「ご注文は?」(ウェイトレス)

「水餃子・・。」(Y社長)

みたいな調子で始まりました。

夜温泉につきお風呂に行こうとしますと、係りの女性が

「段差がありますので、足元に注意してください。」

Y社長「・・・。」(いきなり転ぶしぐさ・・・。)

食事が始まると

「おビールはキ○ンとア△ヒありますがどちらになさいますか?」(仲居さん)

「シマウマありますか・・?」

少し時間がたつと、

Y社長(陶器の魚の形をした箸置きを持って)

「仲居さん、あとで焼いてください・・。」

万事がこんな調子でした。

お笑いしながらも夜更けまで熱く「ユーミーへの思い」を語りあいました。

Y社長・・とてもお茶目ですね。・・・MRビーンみたい。(笑)

温暖化

環境

ガイアの復讐
「社長昨夜の映画見ましたか?」(チーム・マイナス6%のメンバー)

「見たで・・。地球が急に(温暖化の反対の)氷河期になる映画やったけど・・ロサンゼルスがいくつもの竜巻に巻かれたりニュ-ヨークが大洪水になるシーンがあったけどああなるんかなぁ・・。」

「気候変動って恐ろしいなぁ・・。」

会社でそんなワンシーンがありました。

昨日、ジェームズ・ラブロック博士の「地球の逆襲」を読みました。好きな映画の「地球交響曲(ガイアシンホニー)4番」に出演され名前を知っていたため、たまたま本屋で手に取りました。

「地球の処方箋」と書いてありましたが温暖化の問題を「ガイア理論」の提唱者である博士が「惑星専門の医師」の立場から説いておられます。

「地球温暖化の熱が極めて有害な現実であり、人間や地球の制御出来る限度をすでに超えたかもしれないのに、それを理解できずにいるのはなぜだろう・・。」

「われわれはガイアを生物も非生物も含めた総合システムと考えなければならない。・・主流の生物にとって暑すぎる、あるは寒すぎる状況があるのは当然だが、海洋の表面温度が約12℃以上になると生命なき砂漠のような状態になると言う事実はあまり知られていない。・・海面近くに暖かい水の層が形成されるが、これはもっと冷たくて養分の豊富な下層の水とは混じらない。」

「海面と同様の、そして同じくらいの重要な個体数の増加への制約は地表にも働いている。生命体は約40℃までの暖かさなら繁栄するが、自然界では気温が20℃を大きく上回ると、生命維持に欠かせない水を手に入れるのが難しくなる。冬季に雨が降り、気温が10℃を下回ると、雨水はかなりの期間あちこちにとどまるし、土も湿ったままで個体数の増加に適する。しかし夏が来て平均気温が20℃近くになると、雨は新しく降っても直ぐに蒸発し、地表は乾いたままになる。雨が繰り返し頻繁に降らなければ、土は湿気を失う。気温が25℃を上回る場所では蒸発があまりに速いため、雨が続かなければ土は乾き、土地は砂漠化する。・・気温が4℃上昇すればアマゾンの森林はその力を失い、低木帯や砂漠に変わってしまうと示唆している。」

「・・そしてそれがどれほど深刻かを心に留めておくため、このグラフ(過去千年間の平均気温の変化)を目につく場所に貼っている。グラフは温度と自然のゆらぎを示しており、過去千年の最初の八百年間には、わずかだがそれとわかる下落傾向がある。それがもしはっきりした傾向になれば、氷河時代になることを示す。それが1850年頃の産業振興期の始まりにはゆっくり上昇し始め、かつてないほど加速して、長期平均で約1℃上がった。・・グラフの長期平均と一万二千年前の氷河時代との温度差は、3℃ちょっとである。IPCCの2001年の報告書は、「ホッケーステイック」グラフの線が今世紀の間にさらに5℃上がるだろうと示唆している。これは氷河時代から産業革命前までの温度変化の約2倍にあたる。」

「地球温暖化に直接的で大胆な答えは・・・。彼らは地球と太陽の間の宇宙空間に日除けを作ろうと提案したのである。」(「気候変動に対処するマクロ技術の選択肢」2004年 ケンブリッジ大)

「太陽の放射エネルギーの流入を減らすのと同じくらいに有望なのは、海洋面の広いエリアに海洋性の層雲を人工的に作る計画だ。・・コロラド洲にある国立大気研究センターのジョン・レイサムは、海水を雲の核になる微粒子のエアロゾルに変える、小型で実用的な装置について説明した。海藻が硫化ジメチルを放出して作り出した低高度の海洋性層雲が、自然の冷却に一役買っているということがすでに知られているからだ。」(同)

荒唐無稽(こうとうむけい)のようですが、真剣に論じられております。

社員のアンケートもこの本の一部を参考にしました。
少しづつ学んでいき実践していきたいと思います。

「地球はそれ自体が大きな生命体である。
全ての生命、空気、水、土などが有機的につながって生きている。
これをGAIA(ガイア)と呼ぶ。」
                 ジェームズ・ラブロック

(さらに…)

秋深し。

お客様, 歴史

紅葉

 過日、晩秋の○○町の奥のお客様に竣工のご挨拶に上がした。スキ-場の前にあるお宅はの廻りは秋色濃く、まもなく冬を迎えようとしておりました。

 大きな大きな古いお宅で2回目の訪問でご主人にお目にかかれました。80歳過ぎの温和な方で、終始笑みを絶やさずお話をしていただきました。

『・・・お父さん(米田組先代)を知っております。○○町の助役に10年ほど出てました。・・昭和47年ごろやったと思いますが・・福知山高校の○○分校の造成工事があり、町内の業者さんでは大きな土木機械がないために声をかけて町内業者さんの下で先代にやっていただきました。

・・みての通り築后90年になる家ですので手を入れることがちょくちょくあります。
いつもはふすまの張替えなど町内の業者さんでお世話になるのですが・・今回は大きな仕事なので米田組さんに声をかけました。

・・百姓は「配り百姓」で迷惑がられながらも・・(笑)作っては配ってます。足がちょっと悪いですが・・福知山には剣道をやってますのでたまに練習に行きます。』

帰って会社の工事経歴を見ますとくだんのお話通り当時としては大きな金額で工事を請け負っていました。後日叔父に会いましたので話をしますと「岩が堅く発破を打ちながらの作業」だったそうです。

仕事の中で先代と今の若い職員の仕事が繋がっているととても嬉しく思いました。

    門を出(いで)て 故人に逢ひぬ 秋の暮     蕪村

チーム・マイナス6%

環境

緑 光
「温暖化対策とられなければ、2050年までに平均気温が2度~3度上昇し、気候変動で2億人が家を失い、種の4割絶滅、世界経済の2割縮小。東京も海面の上昇で水害の危機に瀕する…英政府報告書 」(読売新聞)

「地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の大気中の濃度が昨年は世界平均で379.1ppmとなり、前年を2ppm上回って観測史上最高に。18世紀後半の産業革命時(280ppm)より35.4%の上昇。ここ10年は平均1.9ppmずつ増え続けている…世界気象機関(WMO)3日発表」(日本経済新聞)

今週だけでも地球温暖化問題の記事が目にとまりました。
米田組でも京都議定書の「CO2削減マイナス6%」に向けて、取り組もうとしています。

地球温暖化のメカニズムと現状を簡単に記します。

1.地球は太陽光線と温暖化ガス(動植物から排出されるCO2や湿地等から出るメタンガス・一酸化2窒素等)による温暖化効果で平均15度に保たれている。

2.産業革命後石化燃料等の利用により、「抽出速度=吸収速度」(動植物の排出=植物等陸上・海洋・大気の吸収)のバランスが崩れ、大気中にCO2等の温暖化ガスが蓄積されてきている。(吸収の2倍の排出)

3.過去100年で地球の気温は0.6度上昇しており今後100年で5.8度アップすると考えられている。

4.環境の激変を抑えるためには2度の上昇までに抑えなくてはと考えられている。3度以上になると、海洋深層水の循環ストップなど修復不能な壊滅的打撃をこおむると考えられる。(世界恐慌・世界大戦以上の大打撃)

5.そのためには大気中のCO2濃度を475ppmまでに押さえなくてはならない。
  280ppm(産業革命前)379.1ppm(現在)475ppm(48年后)になってしまう。

6.気候変動批准条約である京都議定書(1997)により世界目標をマイナス5%を定められた。(2008~2012)日本はマイナス6%米国マイナス7%(未批准)欧州マイナス8%。英独はすでにマイナス10%~20%を達成。日本は逆にプラス8%。仏では夏季ピーク時の電力料金を10数倍に値上げして消費電力を抑えた。

7.目標値を達成するためには2020年でマイナス20%・2050年でマイナス50%・2100年でマイナス75%を達成する必要がある。

8.CO2の排出の伸びているものは部門別では産業界(省力化)よりオフィスビル・家庭が圧倒的に伸びている。(30%以上)排出の1/5が家庭。照明・家電や自動車・給湯・暖房が大きな部分を占めている。

米田組の社員勉強会でも以下のことを話しました。

1.帰社時パソコン等不要な電源のコンセントを抜く。(待機電力は消費電力の10%)
 照明をこまめに消す。

2.アイドリングストップ。車両の減車。

3.通勤は出来る距離の人は自転車にする。(増えました!)出張も極力公共交通機関を使用。

4.使い捨て製品使わない。割り箸・紙コップ・ス-パ-のナイロン袋は使わない。マイ箸・マイ水筒・マイバッグ。

5.お風呂は続けて入る。追い炊きしない。シャワー使わない。1分間に10L。温めたお湯を捨てる。

6.地産材使う。外国からの搬送に大量の石油を使用。

7.代替フロン製品使わない。使い捨ての塩化製品も代替品考えていく。

8.タバコやめる。お酒1/2に。極力外食しない。

今週に「米田組チーム・マイナス6%」の第1回会議を開きます。

「ヒューマニテイー・チーム」の活躍を期待します。

参考)http://www.team-6.net/-6sensei/ (地球温暖化の現状)

   http://www.stop-ondanka.com/ (環境家計簿)