社長ブログ

それが私の人生そのもの

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ライフガード2過日、夕刻に防犯協会の総会がありました。当地の建設業協会の会長を4月より拝命している関係で、出席させて頂きました。
  
総会では、昨秋からの新任の背の高い署長さんが、爽やかに、テンポ良く管内の現況をご説明頂きました。

懇親会の席のご挨拶で

「・・多くの地域の方々にご支援頂き、嬉しく思っております。・・治安を守り、安全安心の街つくりをするのは、それが私の人生そのものと考えております。・・。」

とお話になられました。

我々の席に来られて、

「私の家内は凄い美人なんですよ。・・でも最近はつかい傷みが激しいけどね・・。」(笑)

と、非常にフランクな方で、皆さんに大人気でした。

閉会の挨拶の時に副会長さんが

「・・福知山署の皆さんと共に・・。」

とお話になると、署長さんが立ち上がって、満面の笑みで、両手でピースサインでした。(笑)

・・・・・

それが私の人生そのもの

・・・とてもいい言葉ですね。

霖雨(りんう)

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梅雨会社に着きましたら、霧雨(きりさめ)のようなものが降っておりました。細かい水滴で、これも風情がありいいものです。

考えました・・・、

「これが、○○さんの言う霖雨(りんう)か・・。」

先日ある会があり、乾杯の発生を地元の企業経営者の○○さんがされました。子供が幼稚園で一緒で、お目に掛かるといつも心安く声をかけて頂きます。

「・・・霖雨の季節となりました。・・・いささか趣が違うのであります。・・・我々に対するリスペクト・・・敬意が感じられるのであります。・・・・・・・・騎虎の勢いである△△さんとともに・・・・。」

いつもながら、格調の高い趣のある挨拶をされます。

前回の京都での会でも、たしか、冒頭

「・・五山の山並みが・・・。」

で始まる挨拶をされ、「ほ~・・。」と感心しました。

辞書で引いてみますと

「幾日も降り続く雨。ながあめ。」とあり、「霧雨」とは違うようです。

・・・

その当日も丹後の経営者が会社にお見えになり

「うらにし」という言葉を教えて頂きました。

「冬の日本海側の天候。冷たい雨が降ったと思ったら、日が射したり、一日の中で天気がくるくる変わる事。」(本来は、冬場の北西の季節風の意から転じたもの。)

と言うことだそうです。

・・・

過日、部下の結婚祝いにお宅にお邪魔しました。

ご母堂が

「主人が、息子に職場に勤めるようになったら、目上の人や同僚に『とはつ』な事言うじゃないぞ・・。と言って聞かせました。」

と話されました。前後から察するに、

「突拍子もないこと。無礼なこと。」

のようです。

・・・言葉って面白いですね。

雨降りお月さん

雨降りお月さん 雲の蔭(かげ)
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
一人で傘(からかさ) さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
お馬にゆられて ぬれてゆく

いそがにゃお馬よ 夜が明けよう
手綱(たづな)の下から チョイと見たりゃ
お袖(そで)でお顔を かくしてる
お袖はぬれても 乾(ほ)しゃかわく
雨降りお月さん 雲の蔭(かげ)
お馬にゆられて ぬれてゆく

                    (野口雨情作詞・中山晋平作曲)

風物詩

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朝の体操の時間の後に、スーイスーイ・・と会社の中庭を気持ちよさそうに、行ったり来たりするツバメを飽きもせず眺めておりました。カイヅカに発生した小さな蛾?を食べている様子です。

横で専務が、○野主任に声をかけてるのが聞こえてきました。

「○野・・・。あいとるこ?」

「えぇ・・?あいてます・・?いや・・・忙しいです。」(笑)

ええから・・来い。

梅もぎ
二人はおもむろに会社内の植え込みの梅の木のところに行き、箒の柄でたたいて、梅の実を落としだしました。

鈴なりとは、このことで落ちる落ちる・・・・。
仲良く並んでいました梅の実の兄弟達も

「あっ!」

と叫びながら、ブルーシートの上にポンポロと弾んで、落ちてきました。

あっという間に籠に何杯かの梅の実が取れました。

女性社員が袋に分けてくれ、家にそれぞれ持ち帰りました。

・・・

2・3日後、家でその梅の実を見かけました。

梅サワー

梅の実の兄弟衆も、仲良く焼酎と角砂糖に漬かり、陶然として、気持ちよさそうでした。

飾磨工場

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飾磨工場2ほぼ1年がかりで準備したK製作所様飾磨工場の地鎮祭が、快晴の中、姫路市の姫路港に近いところで行われました。約4,500坪の敷地に1,500坪の工場を建設します。

会長様社長様はじめ幹部や社員の方々20名あまりがお見えになり、皆で心を一つにして、お祓いをしました。

社長様曰く

「うちの今までの地鎮祭はな、急に雹(ひょう)が降ったり、テントが風でひっくり返ったりするんや・・。終わったらな、何事もなかったように晴れるんや。」(笑)

とのことでした。

緊張しましたが・・、何事もなく無事終えることが出来ました。(笑)

1年間の打ち合わせのうちに、少し播州の言葉にも慣れ、遠く播磨灘の潮の香りを感じながら、我々も張り切って帰路につきました。

良きご縁に感謝感謝です。。

出来たての 夏雲かじる 麒麟かな 津田ひびき

百年も、一緒にいるようなことは・・。

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花会社に帰りましたら、以前にリフォーム工事を何回かお世話になった小谷ヶ丘の○○様が、季節の美しいお花を届けてくださいました。

「リフォーム部の新人の下賀茂出身の方が、米田組から届くニュースに『空と花と犬が好き』と書いてあったので届けました。これから頑張ってもらわんとね・・。また遊びに寄越してください。」とのことでした。

笑顔でお帰りになられました。お心遣いに、恐縮することしきりでした。

彼のブログを読んでみますと

「実家で飼っている犬。心の友です。」とのことです。

・・・

先日、上京の折、丸善で「聊斎志異(りゅうさいしい)」蒲松齢著と言う本を買い、読み出しました。中国の昔の92篇(全491篇の内)の寓話が載っており、狐や鬼や化け物と人間の交流のオンパレードで、巧みな空想力と優雅な話の展開にとても楽しめます。閻魔庁(えんまちょう)に行き来する占い師まで出てくる始末です。(笑)

以前に別の本で、この物語の中の「蛇人」という章を読み、いつかは読んでみたいと思ってました。

・・・蛇遣いが旅をしながら、蛇とだんだん仲むつまじくなり、蛇が大きくなったので、箱に入れておくことが出来ず、山で放してやる。

「行きなさい!百年も、一緒にいるようなことはないんだからね。これからは、大きな谷に身を隠して、神竜になりなさい。箱なんかに、久しくいて、よいものかい。」

その后、前の蛇が、深い林の中からつれてきた小さい蛇に、また芸を教えながら旅をする。次の蛇も大きくなったので山で放そうとすると、前回の蛇が迎えに来る。

蛇との別れ際に、蛇遣いが

「もと、おまいが、これを連れてきたんだから、また、これを連れて行くがよい。それに一言言い聞かせておきたいのは、深い山で、食い物は乏しくないのだから、旅人を騒がして罪をおかすんではありませんぞ。

と蛇に言って聞かせる。・・・

彼も実家の犬とはそんな関係でしょうか?

聊斎志異

ちなみに、編訳者の立間祥介氏は、私が若年の頃、教室で「我是学生」などと、中国語を教えてくださった担任の先生でした。(ビックリしました。)