こんにちは!!設計の大槻です。
先日、仕事終わりに会社の外が夕日で真っ赤になっていました。
思わず屋上に上がってパシャリ!!
まもなく来る夏の訪れを沈みゆく綺麗な夕日と真っ赤な空を見上げながらしばし感じていました。
さて今回は夏の断熱(夏のパッシブ)についてのお話を少し。
昔から、夏を涼しく住まう為には『家の通風が重要』と言われています。
ですが、、、その考え方、、、今の日本の住環境においては絶対に間違っています!
昨今の夏に関しては連日35℃以上が当たり前、夜になっても25℃以上の熱帯夜が連日。
通風でしのぐということは、風が吹いているとしても、その風35℃の湿気を含んだ温風です。
ではどうすればいいのでしょうか。
冬に注目されがちな断熱・気密ですが、実は夏もとっても重要な役割を果たしています。
『夏涼しい』をキーワードに3つのポイントを紹介します。
①窓の配置設計と日射遮蔽
東西北面に関しては遮熱LOW-Eガラスを使用し、かつ面積を1部屋辺りの0.5㎡に抑える。
南面の窓は高さ10に対して3の庇を設ける。
外部サンシェード(すだれ)による日よけも効果抜群です。
(①に関してもう少し詳しく知りたい方はこちら)
②屋根・天井の断熱
夏場は太陽光の熱で小屋裏が超高温で熱されます。
そこで屋根もしくは天井の断熱を強化することがとても大切です。
(ヨネダでは家の基本性能としてHEAT20:G1基準以上をお勧めしています。
福知山・篠山であればUA値0.48以下+気密性能)(詳しく知りたい方はこちら)
③外部で使う色のチョイス
デザイン性で選ばれることが多い外壁の色に関しても、実は室内環境に大きな違いがあります。
実は黒い外壁は白っぽい外壁に比べて表面温度が10℃以上高くなってしまいます。
(※ただし黒い外壁お家でも一定の断熱・気密とパッシブデザインの
組み合わせで夏の快適住宅性能は確保できます)
これらにエアコンによる適切な冷房設計を組み合わせると、
最も熱い8月、24時間冷房を運転し、
家中を快適温度に保っても1か月の冷房費は4000円前後でおさまります。
これに太陽光発電を組み合わせるとさらにグンと経済的に。
今からお住まいを考えられる方
断熱・外壁塗装などリフォームをお考えの方は是非参考にしてみて下さい。
(参考文献:ホントは安いエコハウス 松尾 和也)
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両イベント共、今回お話した内容も体感出来ます、是非お越し頂き直接違いを体感しに来て下さい!!