こんにちは、松井です!
梅雨に入ったとたん一気にジメジメとし、汗を拭く回数が増えております。
そんな気候に気持ちが負けないよう頑張りましょう!
今回は家づくりに関する祭典である『地鎮祭』を紹介します。
地鎮祭とは・・・
日本では、古くから家を建てるとき、祭りと言うことが必ず行われてきました。
祭りは、神の恩恵に感謝し、常に正しく、明るく、睦まじく生きようと願う人々の神に対する崇敬を表したものだそうです。
このように神々への崇敬の心をもって行われる祭典が『地鎮祭』です。
地鎮祭は、木工事や建築などで工事を始める前に行い、その土地の氏神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ます。
神式と仏式があり、神を祀って工事の無事を祈る儀式とされており、安全祈願祭と呼ばれたりもします。
地鎮祭の流れ・・・
神式の一般的な流れです。
・修祓(しゅばつ) : 参列者、お供え物を祓い清め、神に近づく。
・降神の儀(こうしん) : その土地の神、地域の氏神をお迎えする。
・献饌(けんせん) : 祭壇のお供え物を食べていただく。酒と水のふたを取る。
・祝詞奏上(のりとそうじょう) : その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る。
・清祓の儀(きよはらい) : 祭壇に供えられた神酒、米、塩、切木綿を土地の四隅にまいてお祓いをし、清める。
・地鎮の儀(じちん) : 鋤(スキ)入れ→お施主様、鎮めもの埋納→神職、鍬(クワ)入れ→建設業者
・玉串奉奠(たまぐしほうてん) : 神前に玉串を奉り拝礼する。
・撤饌(てっせん) : 酒と水のふたを閉めお供え物を下げる。
・昇神の儀(しょうしん) : 降神でお迎えした神を元の御座所にお返しする。
・神酒拝載(しんしゅはいたい) : 神酒のおさがりをいただき、乾杯する。
普段、聞き慣れない言葉ばかりですが、多少違いはあるもののこのような流れになっております。
また、祭壇の位置は南向き、または東向きとされています。神座は太陽に向かっていなければいけません。
弊社、新規分譲中の『宮ノ下タウン』でも先月、地鎮祭をめでたくとり修めさせていただきました。