こんにちは!!
台風も去って夏の日差しが戻ってくる中、少々バテ気味の設計大槻です。
今日は省エネ関連制度のお話を少しします。
「スマートハウス」「パッシブ・エコハウス」「長期優良住宅」「認定低炭素住宅」…
いまどきのエコ住宅は制度やあり方が様々なに枝分かれし、複雑になってきています。
平成24年に13年ぶりに、省エネルギー基準の改正されました。
現行の基準(H11年)は、2013/10で廃止となり、経過措置期間(1年6ヶ月)をみて2015/4から完全移行し、2020年までに義務化となります。
なので、今新築をお考えになっている方が、大切なマイホームを建て、6年後にその基準から外れている為に不適格住宅となり、資産価値が減った・・・という事にもなりかねません。
6年後といってもあっという間です。
せっかくのマイホームがたった6年で時代遅れになってしまうかもしれないのです。
それと同時に、新たに
都市の低炭素化の促進に関する法律に基づき低炭素建築物新築等計画の認定制度が創設されました。
なぜこのような制度が始まったかというと。
東日本大震災によりエネルギー需給が変わりました。そして、地球全体で地球温暖化に関することも問題視されています。
でも低炭素って何?
どんな暮らし方をするの??
どんな建物を建てればいいの???
・・・と思われる方も多いと思います。
この制度、省エネ版の長期優良住宅として改正省エネ基準よりも10%も厳しい基準となっています。
メリットとしては、減税、容積率の緩和、融資金利等があります。
そして何よりとっても省エネの住まいとなります。
簡単にまとめると・・・
①市街化区域内に新築
②定量的評価項目を満たす
(LIXIL HP参照)
③選択的項目を満たす
(LIXIL HP参照)
という3つのポイントがあります。
これを満たすと、認定を受けることが出来ます。(詳しくはコチラ→LIXIL様のHPにて掲載あります)
では、どうやって申請するのかといいますと・・・
お客様の住宅プランに基づき外皮平均熱貫流率、外皮平均日射取得率、一次エネルギー消費量の算定などをします。
評価機関に技術的審査を申請し、それに合格すると適合証が交付されます。
次に、適合証を添えて所管行政庁に認定申請をします。
所管行政庁が認定をすると
ようやく住宅が着工となるわけです・・・
うーん・・・・結構大変な工程です・・・・。
(計算・図面・認定書等々でご覧の通り書類の山に・・・・)
ヨネダでは今この低炭素住宅に取り組んでいまして、9月に認定住宅を着工予定です。
気になられる方は是非ご相談お待ちしています!!