昨日、福知山店にて「住まいの換気」について社内研修が行われました。
いろいろな情報を学んだのでわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
新型コロナ感染症対策では換気の重要性が強調されています。
屋外での感染は10%未満であり、屋内の方が屋外よりも18.7倍高かった、とする報告があります。
このコロナ禍において、「換気」ということについて意識が高まっていることに間違いありません。
もう1つ、室内結露の問題にも「換気」は関係しています。
「湿気」「結露」「カビ」はおうちのお困りでごとでよくご相談頂きます。
もちろん、風土やお家の立地やお部屋の向きなども関係してますが、
風土やお家の立地はそうそう変えれません。「結露」がおこりにく家にすることは可能です。
その方法の一つとして「換気」。
結露は、寒い冬に暖房で暖かくなった部屋と、外との温度差が大きくなったとき
室内に人が大勢いる部屋で起ります。
結露は室内だけでなく、壁の中、床下にも発生し、カビやダニの発生につながります。
人が室内にいるだけで空気中に増えるもの水蒸気と二酸化炭素。
呼吸をするだけで増加しており「結露」の発生源となります。
調理や、室内干しなども生活の中では水蒸気は発生しています。
「換気」で結露のもとを追い出してきれいな空気を取り入れて家の中の湿度を適正に保つということがとても大切です。
住む人の健康を守るために2003年より建築基準法で24時間機械換気が義務づけられています。
住まいの気密性が昔に比べて高くなっていることともに、化学物質を放つ建材や家具の使用に加え
エアコンの普及で窓を開けないなど、生活環境の変化により室内の空気が汚れがちです。
これがシックハウス症候群の原因と考えられ、その対策が建築基準法で定められています。
換気には「常時換気」と「局所換気」の2種類があります。
*常時換気 家のすみずみまで24時間、新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を効率的に追い出すこと。
*局所換気 キッチンやリビングなどの煙など、局所的に汚れた空気を集中的に換気すること。
結露の原因となる二酸化炭素や水蒸気を、室内に溜まらないようにするためには
常時換気をすることで家のすみずみまで24時間新鮮な空気を取り入れ、
よごれた空気を追い出すことになります。
常時換気をしないと結露・カビの発生確率はなんと2倍!!になってしまう統計が発表されています。
換気をしないと大変なことになってしまうのです。
では本日はここまで。
有効的な換気方法について、次回お伝えしたいと思います。
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