トイレの水洗化へ

こんにちは。篠山店の八木です。

お盆も過ぎて過ごしやすい気候になってきました。ときどき暑い日も

ありますが、過ごしやすい季節で嬉しい限りです。篠山市内では、稲刈りの

準備をされている方も見かけ、すでに狩り始めている方もいらっしゃいました。

皆さま、暑さ等には十分お気を付けください。

 

さて、今回は先日トイレの水洗化についてご紹介したいと思います。

トイレの排水には市運営の下水道と、各お宅で処理をしている2種類に分類され、

個人処理の場合は、更に浄化槽処理と便槽処理(汲み取り)に分かれます。

①市下水道

市下水配管は、各お宅に道路の本管から分岐配管がして引込されています。それを

使用して各設備機器の排水を下水道に流していきます。毎月下水道料金が必要です。

②浄化槽処理

大きなタンク(浄化槽)を地中に埋め、そこに各排水を流します。浄化槽の中では

微生物等が分解し、綺麗な水と汚泥とに分かれます。浄化槽は定期的に点検と汚泥

処理が必要です。

③便槽(汲み取り)

大きなタンク(便槽)を地中に埋め、汚物が全てそこに溜まります。定期的に汲み取りを

することになります。簡易水栓トイレの場合はそこに洗浄した汚水も一緒に溜まります。

 

各排水処理には、それぞれメリット・デメリットがありますが、下水道化が各地域で

進んでいます。そんな中での工事でした。

 

■物品販売店 様

店舗のトイレが便槽処理でしたので、下水配管を入れて水洗化しました。

■個人 様

すでに下水道は入れていましたが、簡易水栓トイレのままでした。水洗トイレに取替を

しました。最新モデルになり、水道代・下水道代が大幅に削減されていきます。

施工前                施工後

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上水・下水道料金が高い地域にお住いの方は、特に早めにトイレの取替をおすすめします。

すでに水洗化されている方でも、建築当時のトイレは洗浄が大13Lや8Lなどの製品が付いて

いるのを見かけます。現在は、タンクレストイレであれば大3.8L、タンク付でも大4.8Lで

洗浄できます。光熱費節約にもつながります。一度考えてみてください。

※現地確認後、取付ができないこともあります。必ずお問合せください。