10年に1度の寒波が来ると前々からニュースで騒がれていましたが、
京都市内に積雪があり電車が止まるなど大きな影響が出ました。
弊社管理物件では26日の午前中、水道管の凍結により水が出ない
という連絡が相当数入りました・・・・
以降、水道関連の電話は減っていたのですが、28日20時過ぎに篠山市
にある管理物件から水が出ないと連絡を受け、20戸あるマンションで
1室からではなく、複数の部屋から水が出ないとの事で、直感的にこれは
凍結じゃない・・・・加圧ポンプだ!と思い、全戸への影響の為、スピード重視で
弊社ヨネダリフォーム篠山店へ連絡を入れ、店長のY君ならマンションの営業経験も
ありポンプの位置など話が早いと思い、即座に連絡すると、忙しい中、快く現場に
急行してくれました。(さすがのフットワークの軽さです)
現地で業者さんに対応して貰うために取り付けている、キーBOXの番号をY君に伝えポンプ室を
開錠して貰い、ポンプのエラー番号を聞き、場合によってはリセットで修復完了!を期待したのですが、
Y君から「エラー番号はE002です・・・」と元気な声・・・
このエラー番号は受水槽減水で、要は20tある受水槽に水がない事を意味します・・・
空かさず、Y君にセンサー不良化何かで受水槽に水がないから、立水栓から受水槽に供給するしかない
旨を説明すると、「事務所からホース取って来て給水しましょうか?」と心強い天使の声・・・
この時点で私は半泣きでした・・・(有難くて)
Y君が給水の段取りをしてくれている間に、こちらからは同僚で一番経験豊富なMさんが
遅い時間からが篠山に向いて走ってくれました。Mさんに現状報告すると、今まで経験が
ないが受水槽の送水管が凍結している恐れがある事を言われました・・・
Mさんが自宅から事務所に来るまでに連絡があり、事務所から給水ホースと、延長コード
ドラムを出しておくように言われ準備しました。凍結の場合、延長コードドラムから電源を
取り、管をドライヤーで温めて凍結を解消させる方法を取ります。
朝方まで、Mさんが受水槽に水が溜まるのを現地で確認して、20tの受水槽が
ほぼ満水近くになった時点で、ポンプを起動させ仮復旧作業が終わりました。
朝早くにバトンタッチで各戸に配る様の節水チラシを作製し、私が現場に行く頃には、
加圧ポンプもご機嫌で稼働しておりました・・・
一連の事が落ち着き、私の視界に約2年ほど前に外壁改修工事をさせて頂いたMさんが
当時営業担当で16年前に建った管理物件が目に入り、写真では伝わりませんがとても
綺麗で築16年とは思えない堂々とした佇まいをしていました。
今回も新たな、トラブルを経験してまた新たな知識が増えました。
この手の経験はしたくないのですが、復旧したポンプをみると3人の登場人物の中で、
明らかに一番仕事をしていない私ではありますが、訳の分からん満足感だけ一人前に得ています♪
10年に1度・・・・やはり凄いことが起こりました・・・
Y君・Mさんありがとうございました・・・・