11月の終わりとは思えない様な陽気が続きますが、そろそろ本格的に寒くなって来そうですねー。

先日、空室になってから、再三物件の案内はあるものの契約に至らない戸建て借家があり、
物件案内をして頂いた不動産屋さんに契約に至らない原因を伺ってみると、借家とは思えない
豪華な吹き抜けがあって光熱費がかかりそう・・・と言われたり、間取り自体の使い方の
イメージが湧き難いなどのお客様の声をダイレクトに教えて頂きました。

社内ミーティングの時に、Nさんの提案でイメージが湧き難いなら、一度ダイニングキッチンに
簡単な家具を配置してみたらどーやろう?との事で、何度も移動して多少くたびれ気味の空室展示用
の家具をMさんと一緒に別の物件から引っ越し作業をしました。
設置してみるとやはりどことなくイメージが湧き、良い雰囲気になりました。
常時閉めていた雨戸も入口付近だけは開放して、案内に入った瞬間に部屋が明るいイメージに
なるようセッティングしました。
空室に自社で購入した展示用の家具を入れる空室のモデルルーム化を7年ほど前からやってますが、
部署内には何だか分からないけど??あの家具を入れたら契約になるよねー??・・・
と言う全く信憑性のない、何の裏付けもないデーターが存在します・・・・

しかし、その何となくが実は大事で、空室を部署内で皆が気に掛ける事で何故か?
物件が決まるケースをこれまで何度となく経験しています・・・・
それは、決して数値では表せない様な、何とも言えない現象ですが、オーナー様の思いと、
管理会社の思いがそれぞれ物件に伝わっているかの様な印象です。
そして自分たちで創造して行動して結果が出る楽しさを感じられる瞬間でもあり、
我々管理会社はマーケットと常に向き合い、仮説を立て実行して検証する作業を
繰り返すことが大切であり、仕事のおもしろ味の部分だと思います。

物件も人間も気に掛けて貰えるのは嬉しいものなんでしょうねー♪
後付けの様な話ですが、因みにこの物件、先週の水曜日に家具を設置して、今週の火曜日の案内で仮予約を
入れて頂いております・・・ミラクル過ぎます♪